2007/06/06

豊橋レースレポ2(カントク)



祝! 神奈川連合1-2-3フィニッシュ

作戦
さて、決勝の作戦はどうしましょう?





宿敵東海大のドライバーを拉致するも失敗(笑)
と冗談はほどほどにしておきましょう。

昨日の予選の結果を元にデータを解析した結果
変更点は以下のとおりです。

  1. キャパシタは使用しない
    考えていたよりもシケインでの減速は少ない(39-36キロ程度)、
    キャパシタで減速することによりスピードメーターがすぐに速度を表示できないので減速しすぎて36キロ以下になる等…
    (決勝には不安要素が伴うのならやらないほうが確実)
    もっと完璧にキャパシタが使用できるなら豊橋でも効果は十分あると考えています。

    このような理由によりシケイン手前にて惰性走行し速度を落としシケインに進入スピードガン計測ポイントで 制限速度ギリギリになるようにし、早い時点で加速を開始、上り坂での電流値を下げる作戦とする。

  2. バックヨークの変更
    昨日の予選ではバッテリー電圧が満充電状態ではなく一晩充電するため昨日よりは多く取り出せると考え最高速の設定を40km/hにしたくバックヨークを幅の狭いものに交換しました。

  3. スタート時の加速
    今日はちょっと早い加速(15A上限)を指示しました。
    昨日は加速時の電流値を10Aに制限したため上位陣に離されてしまい、見た目の順位と引き離される事により終盤の作戦が立てにくいためです。
    (…と思ったんですが、スタート失敗しました…)

  4. 巡航時の使用電力を55W前後で走行する
    昨日は50W走行を指示していましたが今日は満充電ということで昨日より減ることはないので巡航時サチュレートの消費電力を2.2Aまたは55Wに指示しました。

決勝


5-4-3-2-1 スタート?????
スタートするはずが走り出しません????
ちょっと遅れてスタート8番手くらいでスタートです。

最初のストレートのデータは速度41
km/h-2.0~2.2A、走り始めはバッテリーの電圧が高めですのでボリュ-ムを絞ることはせずにこのまま全開で行きます。
速度はちょっと高めの41km/hですが昨日の予選でも1周目は早めだったので良しとします、ましてや1周目は0からのスタートでタイムが落ちることもあり、少し早いくらいがいいと考えます。

順位を徐々に上げ4~5周目には2位をキープラップタイムは4分7秒から始まり6周目頃には4分10秒台に、東海大は4分7秒前後で、うちよりちょっと早めです、バッテリーの残電圧もうちと同じです。
これでは追いつけそうにありません!
ここからはしばらく様子を見ることにします。

今回のモータのセッティングは完璧!(偶然)
秋田用に用意したコア抜き機構も使う事も無く順調に走行しています。
(コア抜きは今回は最後まで使うことはありませんでした)

レース後半にやることは、最終ラップを他のチームより先にコントロールラインをいかに早く通過するかです! 
今回の豊橋の場合1時間でレースが終了ですが、レース1時間終了時点の走行距離ではないので、この問題は他のチームのラップタイムを気にしながら考えなければいけないのです。

今回は残り10分前後のラップタイムで判断し、東海大には追いつけそうに無いので、3位につけてる亀吉さんに追いつかれないかの確認をし12周目にイータのDC-DCブーストを入れて引き離しにかかります、ラップタイムは4分25秒とちょっと遅めですがイータの3.3V上乗せしてのタイムですのでイータが
十分がんばってくれたのでしょう、無事に13周目を2位で通過これで2位は確定です。

さて残り時間で東海大に何処まで追いつけるか?
東海大はぎりぎりながら1時間で14周をクリアしましたが、うちのGilles07は700mを残して1時間を終了、東海大に追いつくことは出来ませんでしたが、ちょっとは差を詰めたようですがまだまだうちは力不足を感じます。

結果は 優勝 東海大 2位 TeamBIZON 
3位 うにゃにゃん亀吉 このレースを始めて6年目ですが
初めての神奈川連合1-2-3フィニッシュ達成です!
近年は愛知勢の活躍が目立っていたので神奈川勢3チームでこの結果を残せたのはとてもうれしく思っています。

最後に今回の豊橋大会にお手伝い&応援に駆けつけていただきましたハセヒロさん・金子さん
ありがとうございました。

また大会主催者の関係者の皆さんのご苦労に感謝し豊橋レポートとします。

さあ次回は菅生だ! 監督は香西君にバトンタッチ
精神的苦労から開放されます、香西君よろしくね!




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