2007/06/25

まだまだホイール・・・

今週もホイール作り・・・何本作ったやろうかなぁ。今回は今までと違って、軽量バージョンの製作です。DD仕様はオフセットを大きくするためと、作りやすくするため厚いカーボンをたくさん積層し剛性を出してましたが、減速モータ仕様はオフセットを大きくしなくてもいいので、うまくいくかどうか分かりませんでしたが、ハニカムバージョンにトライです。ちょっとでも軽量化出来ればラッキーかなと。
事前にざーーっくりと断面2次モーメントだけ見ておいて、剛性アップを確認。さぁ積層です。
外皮焼き。ハニカムは3kg/c㎡も圧力をかけると潰れるらしい(厚さ方向だけであれば耐えるかも)。でもリムはタイヤの空気圧に耐える強度を確保するため、外皮のみを3kg/c㎡をかけて1回焼き上げます。この時、カーボン表面に貼る副資材はピールクロスを使い、次に樹脂が食いつきやすくしてやると良いですね。その上にテドラーなどのリリースフィルムで樹脂を包み込み、ブリーザーに樹脂が行かないようにします。
副資材を剥がした後、サンドペーパーで凸部分を削って、ハニカムを積層しやすくします。ハニカムの下には接着フィルムを積層し、外皮とハニカムとの接着を行います。写真のようにハニカムを4分割にして積層しているのは、ハニカムの硬い方向をラジアル方向に向けて少しでも剛性アップするのと、少し潰しながらハニカムを積層しやすくするためです。ハニカム同士の接着はハニカムの木口に接着フィルムを貼ってやればOK。

圧力釜の内部。手前の白いのはシリコーンの板から切り出したパッキン。内部は温度計とバキュームホースが見えますね。 焼き上がりの写真はありませんが、なかなかうまく出来ました。ソリッドホイールと比べて約100gの軽量化達成。ま、OKでしょう。

菅生に向けてのリヤ周りモデリング中。

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