2007/06/26

鈴鹿エコパ オンボードビデオ

2007年6月16日に行われたエコノパワー鈴鹿大会のチームファイアボールのオンボードビデオです。


FB号はビデオを搭載する場所が無いため、右タイヤハウス内に設置してあります。

途中から温度計がHHH点滅となり、110℃超のオーバーヒート状態を示しています。途中コックピット内に水蒸気が侵入したきたらしいのですが、タイヤハウス内には入ってこなかったようです(ネタ的に残念)。
よく完走できたもんだ…という感じです。しかもこれで優勝しちゃうんだから、車両のポテンシャルが段違いということでしょうね。

2007/06/25

まだまだホイール・・・

今週もホイール作り・・・何本作ったやろうかなぁ。今回は今までと違って、軽量バージョンの製作です。DD仕様はオフセットを大きくするためと、作りやすくするため厚いカーボンをたくさん積層し剛性を出してましたが、減速モータ仕様はオフセットを大きくしなくてもいいので、うまくいくかどうか分かりませんでしたが、ハニカムバージョンにトライです。ちょっとでも軽量化出来ればラッキーかなと。
事前にざーーっくりと断面2次モーメントだけ見ておいて、剛性アップを確認。さぁ積層です。
外皮焼き。ハニカムは3kg/c㎡も圧力をかけると潰れるらしい(厚さ方向だけであれば耐えるかも)。でもリムはタイヤの空気圧に耐える強度を確保するため、外皮のみを3kg/c㎡をかけて1回焼き上げます。この時、カーボン表面に貼る副資材はピールクロスを使い、次に樹脂が食いつきやすくしてやると良いですね。その上にテドラーなどのリリースフィルムで樹脂を包み込み、ブリーザーに樹脂が行かないようにします。
副資材を剥がした後、サンドペーパーで凸部分を削って、ハニカムを積層しやすくします。ハニカムの下には接着フィルムを積層し、外皮とハニカムとの接着を行います。写真のようにハニカムを4分割にして積層しているのは、ハニカムの硬い方向をラジアル方向に向けて少しでも剛性アップするのと、少し潰しながらハニカムを積層しやすくするためです。ハニカム同士の接着はハニカムの木口に接着フィルムを貼ってやればOK。

圧力釜の内部。手前の白いのはシリコーンの板から切り出したパッキン。内部は温度計とバキュームホースが見えますね。 焼き上がりの写真はありませんが、なかなかうまく出来ました。ソリッドホイールと比べて約100gの軽量化達成。ま、OKでしょう。

菅生に向けてのリヤ周りモデリング中。

SUGOのホームページが出来てます

毎年ギリギリまで出来ないSUGOのホームページですが、出来ております。

こちら

既に申し込みは始まっています。

2007/06/17

見事2連覇!

見事2連覇してまいりました。と言ってもWEMでなく、ガソリンエコランの話です。我がチームのドライバはチームファイアボールのドライバも務めております。記録更新はならずでしたが、2位を大きく引き離しての優勝は、TeamBIZONもあやかりたい物ですね~
みごと優勝!
鈴鹿の1コーナー。ここをノーブレーキ且つ、
70km/hオーバーで突っ込んできます・・・

1~2コーナーは異次元のスピードを誇るFB号。
ライン取りも素晴らしかったです。

こーざいのフォトアルバムはこちら

2007/06/09

BBQ

豊橋も終わって、次の週なのにまたホイールを作っております。
今回は熱心な生徒さん2名と先生2名の積層体験講習もかねて、朝早くからカントク宅に集合し、せっせと作ってます。積層の工程を後から復習出来るように、ビデオカメラで撮影をしながらの積層でした。

ま、それはおいといて、夜はBBQです。みんなでワイワイ食べる食事は楽しくて良いですね。デザートには豊橋で頂いたスイカを食べました~

みんなでワイワイ
でっかい肉!

上の肉食べたい・・・?


2007/06/06

豊橋レースレポ2(カントク)



祝! 神奈川連合1-2-3フィニッシュ

作戦
さて、決勝の作戦はどうしましょう?





宿敵東海大のドライバーを拉致するも失敗(笑)
と冗談はほどほどにしておきましょう。

昨日の予選の結果を元にデータを解析した結果
変更点は以下のとおりです。

  1. キャパシタは使用しない
    考えていたよりもシケインでの減速は少ない(39-36キロ程度)、
    キャパシタで減速することによりスピードメーターがすぐに速度を表示できないので減速しすぎて36キロ以下になる等…
    (決勝には不安要素が伴うのならやらないほうが確実)
    もっと完璧にキャパシタが使用できるなら豊橋でも効果は十分あると考えています。

    このような理由によりシケイン手前にて惰性走行し速度を落としシケインに進入スピードガン計測ポイントで 制限速度ギリギリになるようにし、早い時点で加速を開始、上り坂での電流値を下げる作戦とする。

  2. バックヨークの変更
    昨日の予選ではバッテリー電圧が満充電状態ではなく一晩充電するため昨日よりは多く取り出せると考え最高速の設定を40km/hにしたくバックヨークを幅の狭いものに交換しました。

  3. スタート時の加速
    今日はちょっと早い加速(15A上限)を指示しました。
    昨日は加速時の電流値を10Aに制限したため上位陣に離されてしまい、見た目の順位と引き離される事により終盤の作戦が立てにくいためです。
    (…と思ったんですが、スタート失敗しました…)

  4. 巡航時の使用電力を55W前後で走行する
    昨日は50W走行を指示していましたが今日は満充電ということで昨日より減ることはないので巡航時サチュレートの消費電力を2.2Aまたは55Wに指示しました。

決勝


5-4-3-2-1 スタート?????
スタートするはずが走り出しません????
ちょっと遅れてスタート8番手くらいでスタートです。

最初のストレートのデータは速度41
km/h-2.0~2.2A、走り始めはバッテリーの電圧が高めですのでボリュ-ムを絞ることはせずにこのまま全開で行きます。
速度はちょっと高めの41km/hですが昨日の予選でも1周目は早めだったので良しとします、ましてや1周目は0からのスタートでタイムが落ちることもあり、少し早いくらいがいいと考えます。

順位を徐々に上げ4~5周目には2位をキープラップタイムは4分7秒から始まり6周目頃には4分10秒台に、東海大は4分7秒前後で、うちよりちょっと早めです、バッテリーの残電圧もうちと同じです。
これでは追いつけそうにありません!
ここからはしばらく様子を見ることにします。

今回のモータのセッティングは完璧!(偶然)
秋田用に用意したコア抜き機構も使う事も無く順調に走行しています。
(コア抜きは今回は最後まで使うことはありませんでした)

レース後半にやることは、最終ラップを他のチームより先にコントロールラインをいかに早く通過するかです! 
今回の豊橋の場合1時間でレースが終了ですが、レース1時間終了時点の走行距離ではないので、この問題は他のチームのラップタイムを気にしながら考えなければいけないのです。

今回は残り10分前後のラップタイムで判断し、東海大には追いつけそうに無いので、3位につけてる亀吉さんに追いつかれないかの確認をし12周目にイータのDC-DCブーストを入れて引き離しにかかります、ラップタイムは4分25秒とちょっと遅めですがイータの3.3V上乗せしてのタイムですのでイータが
十分がんばってくれたのでしょう、無事に13周目を2位で通過これで2位は確定です。

さて残り時間で東海大に何処まで追いつけるか?
東海大はぎりぎりながら1時間で14周をクリアしましたが、うちのGilles07は700mを残して1時間を終了、東海大に追いつくことは出来ませんでしたが、ちょっとは差を詰めたようですがまだまだうちは力不足を感じます。

結果は 優勝 東海大 2位 TeamBIZON 
3位 うにゃにゃん亀吉 このレースを始めて6年目ですが
初めての神奈川連合1-2-3フィニッシュ達成です!
近年は愛知勢の活躍が目立っていたので神奈川勢3チームでこの結果を残せたのはとてもうれしく思っています。

最後に今回の豊橋大会にお手伝い&応援に駆けつけていただきましたハセヒロさん・金子さん
ありがとうございました。

また大会主催者の関係者の皆さんのご苦労に感謝し豊橋レポートとします。

さあ次回は菅生だ! 監督は香西君にバトンタッチ
精神的苦労から開放されます、香西君よろしくね!




豊橋オンボードビデオ

今回は編集しました(笑)

見てると迂回路のシケインがかなり怖いですが、ドライバー曰く「それ程でもない」とのこと。

2007/06/04

豊橋レースレポ(カントク)



豊橋は5年ぶりくらいの出場ですねえ、WEMに参加し2年目に作ったステルスで監督の私自ら運転し参加して以来です。

以前出場したときはホーカーの単セルバッテリーで参加し見事!2位入賞(1位はアイシンAW)して以来の参戦です。

豊橋は1度は参加したもののシケインの危険さを痛感し参加を控えておりました。今年からはWEMの第3戦になりポイント欲しさに、久々出場を決めるに至ったわけであります。

予選


平塚を朝2時に出発し浜松ICでおり下道でのんびりと朝6時に会場到着準備を始めます。

ここでなんと重大な忘れ物発覚

ドライバーの重量規定のウエイトを忘れてきました!!!!
急遽借り物競争です。

淀工さんや有原さんとかにお借りし25kgのウエイトをなんとか準備することが出来ました、明日朝に来るチームメンバーの児島(仮名)くんにお願いし、明日うちに寄って持ってきてもらうこととし、今日の予選は無理やり作ったウエイトで望むことに。

準備変?

今回はほとんど準備はしてませんでした・・・
5月の秋田終了後の豊橋対策ミーティングで決めたことは過去3大会で不発に終わった浪越は使わないこととし今回のレース終盤のブーストは倍電で行こうということにしましたが・・・後日よ~く考えたら豊橋はバッテリー2個の1時間レースらしい?!ことがわかり、急遽イータのDC-DCを購入3.3V上乗せブーストに決定しました。

豊橋の今回使用するバッテリーはパナソニックのLC-R123R4J
当然TeamBIZONは購入せず放電試験もやりませんでした!(笑)
カタログデータだけが頼りです。

1時間率2.1A?本当でしょうか?
まあ一応カタログデータを信じ作戦は2.1A 38km/h走行かな?程度でまあいいっか!

モータはどうしましょ?
秋田のままでいいんじゃないの・・・・・そうだね良しとしよう!
秋田に用意した低速コイルで予想は42km/h出るはず速けりゃバックヨーク巻いて対応すれば良し!
簡単な作戦で申し訳ありません(ペコリ)

実際に練習走行した感じではバックヨークに幅広の帯鉄を巻いて回転数を落とし、38km/h前後の最高速を確認し予選はこのままで行きます。

車検編

実感は豊橋ってこんなに車検が簡単?だったっけ?
以前出場したときより簡素化されたような気がします?
ウエイトは再車検を考慮し+2kgの27kgにしました。

予選編

予選はWEMクラス1組目です。

周りを見ると池神(小悪魔)さんのマジカル電池君や亀吉さんもいます。
走行予定パターンは巡航時は50W加速時は200W加速の指示だけ、走ってみなけりゃわからない状態です。

今回、迂回路には速度規制があり40km/h以上の速度で走行した車両は2台のスピードガンで測定しペナルティーが課せられます。

予選時にはキャパシタを使ってみました。
迂回路手前での減速時に回生し、加速時に上乗せする作戦でしたが終わってみれば結果は大失敗の予選7位でした。
回生が効き過ぎて速度一気に落ちてしまい、迂回路の進入の速度調整が困難な感じでした。
キャパシター容量と使用電圧に一考の余地ありでした。

予選を終わってみれば結果は7位!
さあどうしましょ? まずいです!
いくら悪くとも今回の豊橋は5位以内入賞予定(勝手)ですので7位はいけませんねえ・・・・明日の決勝のため作戦変更しなければいけません! どうしましょ???

って事で今日はここまで・・・また明日

豊橋アルバム

Team Bizonのマシン”以外”がたくさん写っているアルバムです。



ご覧くださいませ。

こちら