2006/09/07

山梨ただただ反省のみ

WEM初めての開催となる山梨大会へ行って来ました。

今回は8月に一度コースを下見に行って、事前調査も完璧?!なはずでした。実際に走った感じも、コース路面に関しては、下りの折り返し以外は特に問題も無いコースです。山梨対策で考えていたのは、基本的には秋田と同じ考えで折り返しのキャパシタへの回生のみで、立ち上がり加速にキャパシタ分を上乗せする巻線を豊田仕様に変更し低速側にシフトしそれでも早い場合はバックヨークで調整しようというものでした。練習練習走行は問題だらけでした! 2回走行できましたが、2回とも下りの折り返しでまさかのパンク! 1回目はタイヤのサイドが切れてパンク、カウルと触れてのパンクか?2度目は段差に乗り上げた瞬間にパンクと、2回走行とも走り始めて1,2周目での出来事でしたので確認できたのは下りの速度が45~48km/h登りが36km/hの速度になるという事のみでしたので、さて予選作戦はどうしようかというと、まあとりあえずは、このセッティングのまま走ってみようということにしました。

予選

予選ですが走ってみると、バッテリーがどこまで持つのかが分からずじまいで途中でドライバーの携帯電話のバッテリーのほうが先にダウン!連絡が取れないまま(豊田の予行練習?)バッテリーがヘロヘロになりながらも2時間が終了予選4位という満足は出来ないが、それなりの結果で勝手に納得!走行パターンは登りストレートボリューム全開で、2%勾配登りきったらコントローラー電源OFF惰性でコーナーを回りストレート立ち上がりでボリューム全開加速42km/hまで加速したところでコントローラー電源OFF惰性で45~47km/hまで加速、下り折り返し手前でキャパシタに回生し減速20km/hでコーナーを回り(実際は30km/hでのコーナリングも可能でしたがパンクのリスクで速度を抑えました)加速はボリューム全開で加速35km/hまでひっぱり巡航するというものでした。明日の決勝の対策は????バックヨークで最高速を33km/hとしバッテリーを少しでも長く持たす!下りの対策はブレーカーをOFFにて惰性走行する!?(これが大失敗の原因)この対策で予選3位の長野工高を抜いて3位に・・・・(甘い)

決勝

さて問題の決勝です。グリッド4番目からトップチームに負けないスタートダッシュ!(予定通り)まあ、トップチームに付いていくことはせず、マイペースでの3分14秒前後で周回を重ね、途中ヘリコプターの離陸のため一時中断の時に折り返しコーナーで前を走っていた車が間違って停車したため?一緒に停車したためちょっとバッテリーの無駄遣いをしてしまいましたが、再スタート後も順調に走行。決勝の走行パターンはストレートボリューム全開で33km/h2%勾配を上りきってブレーカーOFF惰性でコーナリングし立ち上がりボリューム全開加速42km/hになったらブレーカーOFF、惰性走行の後折り返し手前でキャパシタに減速回生で20km/h折り返し立ち上がってまたボリューム全開で33km/hで巡航という走行パターンでした。問題発覚はレース終了20分前に起こりました!バッテリー電圧が・・・これでは2時間持たない! 昨日と何かが違う???延命措置に入るも、間に合わずあっという間にスローダウンしゴールライン手前で停止し残り10分ありましたので、そのまま待機しちょっとですがバッテリーの電圧復帰を待ってゴールラインを越して2%勾配を登りもう一周?出来ないかと思ったのですが再スタートしましたが登り途中でストップ! レース時間を5分残し終了してしまいました。反省今回の失敗はエネマネの一言に尽きます。今回の成績は予選走行距離63.351km 決勝走行距離54.425kmと走行距離で9kmのダウンです! 予選と決勝で何が違ったのか?終わってから気付いたのですが(遅い)下りでの回生方法を予選ではバッテリーに回生していたのか? 
充電の失敗か? 今回使用したバッテリーは以前からそんなに回生には向かないと言われていたので、回生させるくらいなら惰性にエネルギーをシフトしてバッテリーを温存させようと考えたのですがこれが今回の最大の失敗か? はっきりした原因がよく分からないまま終わってしまいましたが、まあ終わってしまったことなのでタラレバは無いのでこの経験をもとに、また来年のWEMinJAAによーくエネマネを考えて再チャレンジします。


今回うちのドライバーは広島・山梨と2週連続ながらもよく頑張ってくれました(豊田も予行練習は余分)最後は脱水症状になり危うく・・・って感じでしたが何とか?元気になりほっとしました、本当にお疲れ様でした。

1 件のコメント:

  1. 回生しててもバッテリーは持ってないと思うんだけど…。

    1時間終了時に聞いたバッテリー残電圧が間違っていたのでしょう。

    1周辺りの消費(積算電流)は常に大目でしたが、一時間での残電圧が十分に有るということなので、こんなもんなのかな?と走らせてしまいました。
    (他チームと比べてラップタイムが遅いので実はこんなに食っていないのかな?と思ってしまった)

    電圧を聞くタイミングが問題で、その負荷(とりだし電流)での電圧カーブを知らないことにはバッテリー電圧ではエネマネ出来しづいです。

    問題はエネマネをするにあたっての残電圧がアテになっていなかったこと、そして、どーやっても2時間持たないという電流消費でも全然上位に付いていけなかった、ということですね。

    返信削除