2006/09/25

豊田で完走したよ!

写真提供 K引さん

やぁ!!みんな元気かい?(笑)

”祝” ようやく決勝レースでノントラブルにて初完走しました。

参戦したレースで全てパンク経験&色々なトラブルでトラブルなしの決勝レース完走は豊田が初めてでした、辛く長い1年でしたがようやく完走=結果(2位)という形で実を結ぶことが出来今年の私が監督としての最終戦WEM豊田を総合2位という結果で終わることが出来ました。

今年一年お手伝いしてくれたチームメンバー
香西君・小堀君・田村さん
チームファイアボール ハセヒロさん
チーム四十雀 メンバーの皆さん
本当にありがとうございました。

豊田準備の巻
豊田の準備は菅生終了後から始まっていました。
何故?そんなに早くから? それは菅生以降のスケジュールが詰まっていたからです、8月27日は広島エコラン、9月2日はWEM山梨と改造作業にあてられる休みは9月は10・17・18日の3日間のみ、ただしこの3日間でNATSの準備もしなくてはいけないということで、まずはモータの設定変更をすることに。
山梨のモータの設定は初めて開催のレースなので詳細は分からない、ということで豊田仕様に変更を優先とし2.5A-40.5km/h設定に巻き線変更しておきました。

電装関係は配線はなるべく短くということでバッテリーを後部に移動、これについては以前より思っていたフロントの荷重軽減も含まれています。
またメインスイッチ・ワットメーターのセンサー部も移動しコントローラースイッチ類とワットメーターの表示部のみをハンドル周りに設置する事が出来ました。

ソフト面では今回は携帯電話が禁止ということですので走行中にドライバーが自分で判断し走行しなければいけないということで、3通りのバッテリー放電試験をドライバーに記録を録ってもらい覚えてもらい、走行中の修正が出来るよう教育?をしておきました。

あとパンク対策にタイヤのトレッド内側のタイヤ接地面にラテックスチューブをゴム糊で貼っておきました、これは2種類のトレッド厚0.8㎜と1.1㎜の2種類のタイヤに策を施しておきました、予選は0.8㎜で挑み、万が一パンクしたら決勝は1.1㎜に換えるということでしたが、しかしこれが現実になるとは…。
決勝のタイヤは1.1mm(タイヤ厚さ)に0.6mm厚20mm幅ラテックステープ(パンク対策層)をタイヤ内側に貼り付けたものでした。

豊田予選の巻
1年ぶりの豊田参戦ですが、昨年よりバッテリー2個で1時間レースに変わっていて、1昨年参加し時のデータは使えず、参考にしたのはキムヒデレポートでした。
キムヒデレポートによると2.5A~2.7Aの放電が可能ということで実際に実験してみると2.5Aは絶対に行ける!充電次第では2.7Aか?1時間で66W/h という予想でした。
予選では約2.4A-62W走行優先で走行し様子を見る事に。ドライバーの話では30分経過時でバッテリーはあまり気味だったそうでしたが、30分でパンクしてしまい予選は終了しワットメータのデータは31.5Wになっていました。
充電も不完全での終了でしたので明日は完全充電でもっと強気で行くと決め、予選を終了しましたが、なんとパンクリタイアのため決勝はグループ3で朝9時半スタートということに…。
グループ3には東海大も???パンクのためリタイヤしたらしくグループ3になったらしいです。
これで明日の決勝はグループ3でのターゲットができ一人走行から免れた安心感でほっとしました。

決勝の巻
朝5時半に起床し6時には会場入りすぐに充電開始!
充電時間は3時間しかありません、3時間で仕上がるのか?
まあ何とかいつもと比べると97%?くらいの充電に仕上がりましたが実際に走ってみないと初期負荷電圧は分かりませんが、あとはドライバーに任せる事にしましょう!あんちょこもこのために作ったのですからね!

そうそう今回はお守りにパンク防止剤を持たせました、万が一パンクした時はうちのマシンはリムが車体の中なので自走は不可能です、そんな時パンク補修材を注入しピットまで帰ってこれるようにと田村さんの発案ですが使わずにすんだので良かったですが、今後は必ずお守りに搭載決定ですね!

さて、うちのスターティンググリッドは前から7番目、東海大はかなり後方からのスタートのようで実際にスタートはうちは上手く抜け出せたのですが東海大は前が詰まって遅れを取っていたようです。
オープニングラップは芦田さんのところに取られたものの順調に1分8秒~9秒代でラップしていますが、東海大はうちよりも早いラップですので何処かで抜かれるのは必至です。
早い時間で東海大にラップされたもののピットサインの指示は東海大について行け!でしたがボリューム全開でMAPを上げると消費電力が上がりすぎとの判断で、10分ほど東海大を追いかけるのを止め、ドライバーは巡航速度をセーブしたようです。

競技途中で東海大は追い越し禁止処分による黒旗によりピットインを余儀なくされ、30秒のロスタイムを負いその間に、うちがまたトップになりましたが、きっとまた東海大は追いかけてくるとハラハラドキドキしていましたが東海大のラップタイムが予想より上がらないのを確認し一安心! あとは順調にラップタイムをこなし1時間終了し49周走行。
昨日のアイシンAWの予選の記録は抜いたものの、このまま簡単に勝てるわけが無くグループ1の結果待ちということになりました。

グループ1はアイシンAWとスーパーエナジーの一騎打ちで白熱したレースで面白かったですね、うちはすでにレースを終えているのでなんか不思議な気持ちでレース見ることに…。
うちもグループ1ならここらのポジションを走行しているのかと想像したりで面白かったり???して…
最終的にアイシンAWが50周で優勝しスーパーエナジーはバッテリ切れでスローダウンし48周という結果でうちが今年最高の順位2位の座をゲットし豊田は終了しました。

終わってみればまたまたアイシンAWさんの次で2位って???
5年前の豊橋・筑波を思い出してしまいました。
5年経ってもまだ中村さんのところに勝てる力はまだ無いのかと自分の情けなさにちょっと反省しつつも、ようやくお立ち台に立てたことに素直に喜び、また来年の秋田を目指すこととします。

2006/09/24

豊田は見事表彰台!

初投稿です。よろしくお願いします

WEM豊田終わりました。結果は見事、2位表彰台でした!!
房間さんは長年歯車が噛み合わず?苦労されていたようで、結果が実って良かったです。
車の出来も自身が持てたようで、来年の秋田が楽しみです。

予選はパンクに泣かされ、決勝の出走は朝一番のグループに・・・
予選のグループ分けも??な所があったのですが、決まったからにはやれるだけの事を、めーいっぱいやるしかありません!

決勝は、パンク予防お守りの効果もあり?今期初のノートラブルでの完走でした。
序盤は同じくパンクの不運で最初のグループでの走行になりました、
東海大さんとトップレベルの走りでゴボウ抜きを繰り返しました。
かなり速度差があり、危ないレースでしたが、同じスピードで3~4台並んで、狭い所へ突っ込んでいくよりは良いかなと。
後半、通信機器の使えなかった本レースでは、毎周回ごとに無事帰ってくるかどうか、胃をキリキリさせながら見守ってました。
かなり精神的に疲れるレースでしたが、結果が実って本当に良かったです。


レース後、 良い笑顔ですね!


表彰台の写真です。
2位でも一番高い所に居るのは房間さん?

次はNATSです。私はなぜか、成り行きと言いますか、監督に任命されました。
やるからには、良い勢いを止めないよう、がんばります!

2006/09/20

バッテリー加温



豊田に向けてのバッテリー加温テストをやっております。

ホッカイロは空気に触れることで発熱します。
またバッテリーに密着させることが発熱の妨げとなります。
かと言ってホッカイロを袋から出すととんでもない発熱を起こします
適度な空気との触れ合い?・・・を作ってあげる事により
50度前後に維持することが可能です。

WEMでは加熱による充電により追加充電したいので
何とかこのシステムを完璧にしておく必要性があります。

また加熱しすぎの冷却用の水も用意しなくてはと考えています。

豊田まであと数日、台風14号も進行方向も気になり始めましたね・・・・

2006/09/18

豊田に向けて、やれることは・・・

今週の作業今週末の土曜・日曜開催のWEM豊田に向けての最後をしました。
まずは電気の配線の抵抗を少しでも減らすために、また、ワットメーターのセンサー部と重心を後ろにもって行きたかったのでバッテリーも後部に移動と、ちょっと改造を施しました。
ちょっとした改造ですが少ないエネルギーをいかに無駄なく使うか?を追求しました。

うちのチームは土曜日に豊田入りしますので、金曜日の練習走行なしで土曜日の予選でいきなり、走らせることとなりますがモータセッティングはちょっと早目か?
走ってみなければ分からない!です。


充電箱も作ってみました。

豊田は充電中の電気を使った加温はダメ!?らしいのでホッカイロはOK?
なのかは不明ですが、とりあえずホッカイロを中に仕込んで暖めようかと考えてみました。1度実験したところホッカイロ加温充電はちょっと温度が上がりすぎたので温度計もチェックし電池交換もしておきました。


豊田の仕様
車重 21.6kg(バッテリー搭載)
ウエイト 20,8kg(車重と同じ)
ドライバー 44kg
合計86,4kg レギュレーションの85kgより1,4kg重たくしてあります。

搭載している秘密兵器

パンク対策仕様〇〇〇
最後の踏ん張り用〇〇ブースト
3パターンの残電圧パターンで走行できるように、ドライバー用あんちょこ

これってぜんぜん秘密兵器でもないですね!? まあ出来るだけ完走できる仕様に仕上げただけですが、うちのチームは今年参戦したレースでパンクがあまりにも多すぎたので、特に今回はパンク対策に力を入れてあります。

豊田向け秘密兵器

さーて、何をしてるんでしょうねぇ??

秘密兵器なので、秘密です(笑)

NATS向け作業

NATSの準備も進んでいます。菅生の画像の裏焼き…じゃないですよ。
モーターは逆転仕様となっております。

理由は…
自転車用のシングルフリーを使うため!

コーザイ秘蔵の今は無きサンツアーのXC-PRO(MTB用最上級グレード)のボスフリー用ハブ(36H)を二本飛ばしの12本ラジアル組みで組んでみました。
スポークは星の14番を短くしてネジ切りしたもの。
リムはZDPで売ってるJP50。
フリーはハセヒロさんよりお借りしたサンツアーのシングルフリー(ハセヒロスペシャル?)

スポーク本数が少ないのもあって振れ取りに非常に苦労しました。もう横ブレはほぼ諦めて縦ブレが±0.5mmに収まるレベルに妥協しました(継ぎ目を除く)。横ブレは±1.5mm位かなぁ…というところ。このリムじゃこれ以上無理っす!

2006/09/15

今後の予定

Team Bizonの今後の予定です。
  • WEM 豊田
    • 参加
    • 監督:フサマさん
    • コーザイ不参加(MOTO GP観戦のため)
  • エコノパワー全国大会
    • チーム ファイアボールのお手伝い
  • WEM NATS
    • 参加
    • 監督:Tさん
    • コーザイ不参加(海外出張の予定)
  • WEM 幸田
    • 未定参加
    • 監督:こーざい
    • ドライバー:S-doさん
    • ヨシアキ(小)さん不参加(社員旅行)

2006/09/11

作業いろいろ

週末の土・日は豊田・NATSの準備作業&お疲れさんBBQ 会をやりました。

豊田の準備

豊田のレースは昨年不出場のため、1時間のデータがまったく無くエネマネがどうなるのか?
ZDPの昨年の豊田のキムヒデレポートの取出し電流値を参考にホッカイロでの
加温充電・浪越コントローラー&イガウリ君(ホーロー抵抗)放電実験を3回やりそれなりの満足
できる結果を得ることができました。

NATSの準備

私は出ないのですが、どうしても?NATSに出たいという物好きな方がおりまして・・・・
そのNATSの某監督(秘密)のお手伝いでフリーハブとZDPスプロケットを取り付けるための
アダプターの製作をしました、フリーハブは転がりには熟知したハセヒロさんより
FB号のスペアー部品を拝借し、新規製作部品と結合させ完璧な?仕上がりになっております。
逆転仕様MITUBA減速モータとの組み合わせでNATSはどうなることやら???

2006/09/07

山梨ただただ反省のみ

WEM初めての開催となる山梨大会へ行って来ました。

今回は8月に一度コースを下見に行って、事前調査も完璧?!なはずでした。実際に走った感じも、コース路面に関しては、下りの折り返し以外は特に問題も無いコースです。山梨対策で考えていたのは、基本的には秋田と同じ考えで折り返しのキャパシタへの回生のみで、立ち上がり加速にキャパシタ分を上乗せする巻線を豊田仕様に変更し低速側にシフトしそれでも早い場合はバックヨークで調整しようというものでした。練習練習走行は問題だらけでした! 2回走行できましたが、2回とも下りの折り返しでまさかのパンク! 1回目はタイヤのサイドが切れてパンク、カウルと触れてのパンクか?2度目は段差に乗り上げた瞬間にパンクと、2回走行とも走り始めて1,2周目での出来事でしたので確認できたのは下りの速度が45~48km/h登りが36km/hの速度になるという事のみでしたので、さて予選作戦はどうしようかというと、まあとりあえずは、このセッティングのまま走ってみようということにしました。

予選

予選ですが走ってみると、バッテリーがどこまで持つのかが分からずじまいで途中でドライバーの携帯電話のバッテリーのほうが先にダウン!連絡が取れないまま(豊田の予行練習?)バッテリーがヘロヘロになりながらも2時間が終了予選4位という満足は出来ないが、それなりの結果で勝手に納得!走行パターンは登りストレートボリューム全開で、2%勾配登りきったらコントローラー電源OFF惰性でコーナーを回りストレート立ち上がりでボリューム全開加速42km/hまで加速したところでコントローラー電源OFF惰性で45~47km/hまで加速、下り折り返し手前でキャパシタに回生し減速20km/hでコーナーを回り(実際は30km/hでのコーナリングも可能でしたがパンクのリスクで速度を抑えました)加速はボリューム全開で加速35km/hまでひっぱり巡航するというものでした。明日の決勝の対策は????バックヨークで最高速を33km/hとしバッテリーを少しでも長く持たす!下りの対策はブレーカーをOFFにて惰性走行する!?(これが大失敗の原因)この対策で予選3位の長野工高を抜いて3位に・・・・(甘い)

決勝

さて問題の決勝です。グリッド4番目からトップチームに負けないスタートダッシュ!(予定通り)まあ、トップチームに付いていくことはせず、マイペースでの3分14秒前後で周回を重ね、途中ヘリコプターの離陸のため一時中断の時に折り返しコーナーで前を走っていた車が間違って停車したため?一緒に停車したためちょっとバッテリーの無駄遣いをしてしまいましたが、再スタート後も順調に走行。決勝の走行パターンはストレートボリューム全開で33km/h2%勾配を上りきってブレーカーOFF惰性でコーナリングし立ち上がりボリューム全開加速42km/hになったらブレーカーOFF、惰性走行の後折り返し手前でキャパシタに減速回生で20km/h折り返し立ち上がってまたボリューム全開で33km/hで巡航という走行パターンでした。問題発覚はレース終了20分前に起こりました!バッテリー電圧が・・・これでは2時間持たない! 昨日と何かが違う???延命措置に入るも、間に合わずあっという間にスローダウンしゴールライン手前で停止し残り10分ありましたので、そのまま待機しちょっとですがバッテリーの電圧復帰を待ってゴールラインを越して2%勾配を登りもう一周?出来ないかと思ったのですが再スタートしましたが登り途中でストップ! レース時間を5分残し終了してしまいました。反省今回の失敗はエネマネの一言に尽きます。今回の成績は予選走行距離63.351km 決勝走行距離54.425kmと走行距離で9kmのダウンです! 予選と決勝で何が違ったのか?終わってから気付いたのですが(遅い)下りでの回生方法を予選ではバッテリーに回生していたのか? 
充電の失敗か? 今回使用したバッテリーは以前からそんなに回生には向かないと言われていたので、回生させるくらいなら惰性にエネルギーをシフトしてバッテリーを温存させようと考えたのですがこれが今回の最大の失敗か? はっきりした原因がよく分からないまま終わってしまいましたが、まあ終わってしまったことなのでタラレバは無いのでこの経験をもとに、また来年のWEMinJAAによーくエネマネを考えて再チャレンジします。


今回うちのドライバーは広島・山梨と2週連続ながらもよく頑張ってくれました(豊田も予行練習は余分)最後は脱水症状になり危うく・・・って感じでしたが何とか?元気になりほっとしました、本当にお疲れ様でした。

2006/09/05

WEM山梨

えー、行って参りました。
今回の監督は房間さん、ドライバーはヨシアキ(小)さんという体制でした。

事前に房間さんがコースを見に行った感想は「大した勾配じゃないよ」というものでしたが、走行抵抗が非常に少ないエコランカーとしては十分すぎるほどの下り勾配で、出力の大きくないモーターに対しても十分すぎるほどの上り勾配でした。

奥に向かって登り勾配です

今回の車体の仕様はほぼ秋田そのままで、モーターの巻き線が少し遅くなっただけ、という仕様。

結論を言うと、外しまくりなセッティングでした。
ここら辺は房間さんから報告があるかな?


レースとしてはトップチームはZDP系以外は勢ぞろいという感じでレベルの高い戦いでした。
でも、秋田と同じバッテリーで、直線の折り返しだけのコース。これでも70km弱ほどの優勝記録ですから秋田ほどではありません、これは微妙すぎて厄介な勾配が効いているんでしょうね。

あとは防災ヘリが離陸するためにレースが一時中断するということがあったのも影響したでしょうか。
下りの区間で止まった場合はさほど問題ないでしょうが、登り途中で止まった車は再発進の電流はバカに出来ません。(ウチはそうでした)

レース運営は初開催とは思えないほど非常にテキパキとして分かりやすく、とても良かったです。

全体的にかもし出される”体育会系”の雰囲気も懐かしくて心地よかったし、
(”イベント屋”のレースとはちょっと違う感じ…といえば分かるかなぁ)
宿泊、食事などの環境もホントに最高でした。


ぜひ続けて開催していただきたいですね!良いレースになる要素が一杯です。


あ、ちなみに順位は
  1. トヨタ MONO-1
  2. アイシンAW
  3. 豊橋創造大
でした。
スーパーエナジーはフロントホイールのトラブルでリタイヤ。
なお、ウチは作戦ミス&エネマネミスでOpenクラス7位でした…。