今年の初めにこういうフレーズがありました。
今年の目標は足回りの軽量化ということで、秋田に向けてごっそり足回りを作り直ししてます。正直、オイオイと思いました、軽量化は目標じゃなくて手段ですよね。
で、目標は何なの?といわれたら、優勝と15週で90kmしかありません!(あれ?僕だけ???)
今年は、目標に到達するための作業に何が要るか、要らないのかの検討が不十分でしたね。
(あまり製作に関わってない僕が言うのもなんですが)
まー、いろいろ改造してきましたけど、空力の変更は無し、強いて言うならライドハイトを低めにしたくらいかな。
モーターは低インピーダンスで高負荷領域の効率を良くし、軽負荷でもそれほど悪くないモーター。1.2Aから11A位までは90%以上をキープ。ピーク効率は94%程で去年を同じくらいか少し高め。
コントローラーはタイでも使ったマイコンレスのPWMの効率が割と良いタイプ。
進角レス、遅角回生も出来ません。
進角は可変界磁があればそんなに必要ではないですが、遅角回生が出来なかったのは少しやり残しの部分ですね。去年より回生の戻り量が少なかったのは多分この為と思われます。
エレキ作業
回路的に盛り込んだのは、バッテリー倍電圧、キャパシター電圧切り替え(まあこれも倍電圧か)、
あとはいつもの、巡航・回生・上乗せ切り替えSW。
キャパシターを一度DC-DCコンバーターに入力し、安定した電圧で使用しようかな…と思ったら、配線を組み間違えたかでDC-DCが破損してしまった!
まあ、DC-DC側で使用してるときに回生したらDC-DCが壊れるかもとか…いろいろ面倒な”禁じ手”が出来ちゃうので、いろいろ考えてボツ!
操作関係は今年の新作の”スイッチボックス”に押し込みました。
配線が大変でした…。
回路図は下のリンク参照してください。
結局、東海大とほとんどおんなじになっちゃった。チッ、つまんないの(笑)
文字のほうをクリックすると直接ダウンロードできます。
アイコンをクリックするとSkyDriveのダウンロードページに飛びます。
注:というわけで、今の配線はこの図から作ったわけじゃないので、この図が正しいかは自信がありません!真似される方はよーく確かめてからお願いします!!
キャパシターの使い方は、回生時は、回生初期は6直、回生後半に3直2並に切り替えて回生。
上乗せで使う場合は、3直2並で使用し、折り返し加速の後半で巡航速度に到達するまで使い、巡航してから使う場合は、追い風の時に使うという方法。大体片道でずーーーっと使える感じでした。
去年は折り返し加速で最初っから使って、巡航に到達したら空になってましたけど、そこはちょっと変えてみました。
走らせて感じたのはものすごく電流が暴れて走りづらそうなこと、可変界磁でスピードを上げようとしても、トルクがなくなってくる分?効率が落ちた分?で消費電力の割りにスピードが上がらないこと。
いやぁ…難しいモーターだ…。
エネマネ
エネマネですが、基本的にカントクが電圧ベース、こーざいは積算電力ベースでマネージメントしてます。
秋田は”総力戦”なので二人で同時に行い、突き合わせて検討してました。
私は150Whくらいは出る予定でエネマネしてたんですが、後半カントクが電圧が落ちてきた!と。
私は「えー?5Whくらい余裕のはずですよ?」と…いいつつもやっぱり電圧が明らかにヤバイので少しペースダウン、これで何とか傷口を広げることなくギリギリのエネマネが出来ました。やっぱり、電圧、積算電力どちらでも見たほうがいいですね。
えーと、レースレポはカントクの通りです、なかなか最後はヒヤヒヤしましたけど、バッテリーとキャパシターをギリギリまで使ってスーパーエナジーを抜いて3位になったときはうれしかったですね!
私が使ってるエネマネシート(ラップタイム計測兼用)を貼っておきます。
よろしかったら使ってみてください、マクロを使ってますから警告が出ますけど、悪さはしないはずです、多分(笑)
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