2006/12/29
2006/12/24
ディスクホイール 量産01号機完成!
なんかいろいろ
2006/12/04
2006/11/26
ディスクホイール試作0号機
出来はなかなかよろしいですね~、重量も計算通り。
チームオーナーによる横G模擬荷重試験も無事終了しました。
ちょっと未含侵部があるので、積層構成の見直しと、 冶具類を整備してと、着々と実走行に向けて進行中です。
2006/11/24
なんとまぁ、解析出来ました
2006/11/19
安定化電源収納BOX
2006/11/09
WEM幸田レポ@2日目
昨日の夜に行われた七輪を囲んで行われた”ジンギスカン作戦会議”で決まった”ガンガン行く”という方針に乗っ取り、少々強気のギヤ比にすることにしました。
することリスト
- ギヤ比変更
- タイヤローテーション
- アライメントチェック
- トランスボンダ内蔵
- ブレーキシュー交換
タイヤは、新品を左前にして、左前のを後輪に。
今日はチェーンテンションをバッチリ合わせました。
トランスボンダを車体内に収めるために、ノーズの一部(1PRYのところ)を切り取ってPET板で塞ぎました。これで空力が昨日よりも良くなるはず!
ドライバーにはギヤ比変更によって最高速が速くなることを伝え、消費を考えてペースをコントロールする方法を相談し、バックストレートでモーター駆動を切るタイミングで調整するという結論に。
バッテリーの充電はチームオーナー房間さんに頼みました。でもFPXということもあって、それほどヤバイ充電はしてませんでした。
グリッドイン時間になり、グリッドについてバッテリーチェック。
キャパシターは積んでないので、すぐにやることがなくなってしまいました。
ほかのチームのところに行って話をしたり質問に答えたりしてしてスタートを待ちます。
11:00 スタート!
スタートダッシュはかなり速かったものの、そこから先にどれくらいモーターを回すか相談していなかったのでちょっとスピードに乗らずに少し順位を落とします。が、バックストレートでのスピードは他を圧倒する速度でゴボウ抜き!
走行パターンが違う車が多いので抜きつ抜かれつで、でも確実に順位上げていきました。
ラップタイムも予定通りの1分40秒前半で走っていきます。ヒヤリとする場面を何度か切り抜けてそろそろ消費も安定したかな?という7周目の1コーナーの進入で2台併走して進入、危ない!でもそこは無事に切り抜けた…のですが、3コーナー付近でインを走ったらコース端にあった石を踏んだ?ようでパンク!!ラインがなくて避けられなかったようでした。
修理剤を入れてピットに戻ってきてもらおうとしましたが、穴が大きすぎて駄目!
残念ながらリタイヤです。
チューブ積んでおけばよかったなぁ…というのが反省。
ということで、WEM最終戦は結果な残念でしたが、作戦や考え方が間違っていなかったのが分かったのは良かったです。
今年一年ご協力、ご声援頂いた皆様、ありがとうございました。
来年こそ優勝!出来れば全戦で!!(え?無理??)というつもりでがんばりますので、よろしくお願いいたします。
2006/11/08
WEM幸田レポ@1日目
ピットへ荷物を運び込み作業を分担して進めていきます。
分割したリヤアームの取り付け、トランスボンダの取り付け、ゼッケンの貼り付け、スクリーンの掃除等。
程なく作業は終了し、ブリーフィング…車検も滞りなく終わらせて練習走行待ち。
セッティングはこんなところ
- ギヤ比:1:2.5(無負荷時速度48km/h)
- タイヤ空気圧:4気圧(グリップ重視)
2分ほどのペースから、どんどん慣れていって1分40秒台で走れるようになってきました。素晴らしい。
発生した不具合は…
- ブレーキがコーナー中に擦れてしまう
- 体がどんどん前に潜り込んでしまいミラーが見えなくなる
最終コーナーを立ち上がって電圧、積算電流を読み上げてもらい、それをtamuraさんがPCに打ち込んでいきました、それを見て指示を出します。2人居ると良いですね…一人のときはてんてこ舞いでした。
程よく慣れたところで練習走行終了。
とりあえずセッティングはよさげです。
ただし、ブレーキが擦ってしまうのはちょっとマズイので、小細工して対処し、ハブナットの締め付けが少し緩かったようなのでガッチリ締め付け。
タイヤの左前が減っているので前を左右入れ替え。リアはちょっと穴が開いていたのでパンク修理パッチをタイヤ内側に貼ってごまかしました。
作業終了…昼ごはんタイムです。
予選開始前にリヤホイールを回してみると…回りが悪い??
チェーンが張りすぎているようだ、誰だ調整したの!<自分です
時間がないのであせって調整するけども、チェーンアジャスターの設計(byコーザイ)が悪くて調整しづらい!!あんまり良くならなかったけどしょうがないから諦めて出走準備。
バッテリーは程よく普通に加温充電した本番用。ホッカイロ無し。
予選はタイムアタック方式ですが、team Bizonは決勝に向けてセッティングを出すためにアタックせずに90分走らせることとしました。
4~5番目に並んで予選スタート!
バッテリー電圧が高めの時に1分36秒を出して後は1分40秒台をキープして順調に走行。
最初は少し消費が大目な感じで走っていましたが、中盤から程よく落ち着いて消費もラップもいい感じ。でも、目標の周回数はどーやっても無理かなー。
1時間ほどから進角を進めだしラップタイムをキープ…したつもりがラップだけじゃなくて消費まで良くなっちゃった??よく分からないけどそういうことらしい。
最後のほうで浪越ブーストを試してもらおうかと思っていたのですが、この頃になったら皆さんがタイムアタックを始めてしまい、追い越されまくったりコーナーが大混雑してしまう状態になってしまったので、危なくて結局使えずじまい。
結局52周で積算電流6.6Ahで終了。電圧的にもちょっとあまり気味かなぁーという感じ。
結局予選順位は8位まで下がってしまいましたが(みんな速すぎ!!)、いいデータが取れたので良しとしましょう。
ただ、ひとつだけ問題が発覚!!
それは、ブレーキシューが無くなってしまうんです!!!
レース後半はブレーキの引き代調整ノブを目一杯回して、ブレーキを目一杯握っても”程よい減速”しか無かったそう。
ヤバそうだとは思っていたのですが、カーボンリムにしてからブレーキシューへの攻撃性が強くなりブレーキをかけるとどんどん減ってしまうのです。
ブレーキシューの換えは有るから新品にして、ドライバーもブレーキを使わない走行パターンが分かってきたようなので、明日は大丈夫だとは思うけど…カーボンリムは思わぬところに影響が出ました。
おおむね満足の1日目でした。
2006/11/07
WEM幸田レポ@移動編
さらに幸いな事に金曜日は休日でしたので、ゆっくりで準備ができました。
22:30
UNOに荷物とマシンを積み込んで自宅を出発。行き先は御殿場のtamura宅。マシンを積むと1シーターになってしまうUNOでは非効率なのでtamuraさんのwishに荷物を積み替えていくことにしたのです。
0:00
ほぼ予定通りにtamura宅に到着。荷物を積み替えてひと休み。
1:00頃
予定より早めですが出発!
4:00頃
幸田に到着...早すぎたか。
ゲートが開いてないのを確認して近くのコンビニに移動。
スドーさんも無事合流。なんといっても彼の車はシトロエンの2CV!車がリタイヤするのでは?という心配が外れて良かった…。
コンビニの駐車場で仮眠。
6:30
再びサーキットへ
入り口のゲートは予想通り開いてました。
パドックへはまだ行けないので皆さんとおしゃべりして時間をつぶし、スドーさんはミツバの斉藤さんよりコース攻略のレクチャーを受ける。
みんなの話題は「怖いレースになりそうだねー」
7:00
パドックが開きました!
とうとう最終戦の始まりです!!
2006/11/06
WEM幸田レポ@車体
- 車体
まずNATSで投入したフリー仕様のリアホイールですが、リムの精度の点で満足できなかったので、別プロジェクトで進行中のカーボンリムが丁度実用レベルに到達したためこれを投入することにしました。
スポークの張り方は悩みましたが、やっぱり駆動輪をラジアル組にするのは抵抗があるのでちょっと変な組み方にしてみました。カンパニョーロ社のG3システムのスポークパターンを真似て組みました。参考 参考2 参考3
せっかくリムが黒なのでスポーク(とニップル)も黒にしてみました。ちょっとこだわりのホイールスミス製をチョイス。
ニップルはアルミ製を初めて使いましたが、思ったよりも硬くて真鍮と比べて悪くないかな?という感じでした。あ、当然ちょっと高いですが。当然軽量化にもなります。
ギヤは必要なギヤ比を出せる組み合わせが無いのでZDP Shopにキー溝加工もあわせて注文しました。
実は途中までタイヤ周長を20インチのもので計算していて手持ちのギヤで何とかなるなぁーと思っていたのですが、レース10日前に勘違いに気づいてあわてて注文しました(恥)
これらをくみ上げて車体はほぼ完成。基本はNATS仕様ですから。
- 電気系
バッテリーの搭載は横倒しにして少しでも重心を下げるようにしました。
ホントは車体中央においてマスの集中化を図りたかったのですが、スペースが無く左右に振り分けました。浪越もSUGOとは違いなるべく低いところに配置。
新人ドライバーのことも考え、ブレーカーやメインSWは見やすいところに配置。
それらは配線長が長くなることと、レギュレーションで規定される車体重量までに余裕があるため8sqの線材で配線しました。
メーターですが今回また新たなアイテムを発見し投入しました。
それはEAGLE TREE社のE-ロガーです。ここで買いました。
これは単体で電圧、電流、回転数、温度のログが取れる物なのですが、オプションの表示パネルを付けるとワットメーターのような表示ができます。(電圧[V]、電流[A]、積算電流[mAh]、回転数[rpm]とあとは温度)
これをレース一週間前に知り、速攻で購入してしまいました。初物なので少々不安でしたが、全く問題なく使えました。
ログもばっちり取れ、シミュレーションの検証にも役立ちました。取ったログのグラフはこちら。
車速はRPMとして取っています。センサーは自転車用の物が使えました。適当な値を補正値として入れればRPMのところに車速が記録されますので分かりやすいです。
- その他
- 5キロほど積む必要のあるウェイトは4キロほどを床に敷き、低重心化に役立て、残りの1キロは浪越の反対に配置して重量バランスを均等化しました。
- ホーンをよく聞こえるように、車体底に穴をあけて露出させました。当社比5倍の音量になりました。
WEM幸田レポ@作戦
いつものドライバー(ヨシアキさん)が社員旅行のため参加できないということ。
代理ドライバーとしてOSUのスドーさんに乗ってもらうことにしました。
スドーさんはガソリンエコランのドライバーの経験や、EVエコランではテスト走行などでの走行経験はあるものの、EVエコランは初レースとなります。
ここら辺の”縛り”が作戦面に影響を与えました。
使用するモーターは加速時のトルクが大事なのが去年から分かっていたので、M1048R(ミツバ減速モーター菅生用)を24Vで使用。
操作系のコンセプトは”極力シンプル”として、最小限の操作で最大限のパフォーマンスを発揮できるように作戦を立てる必要がありました。
その結果、回生なし(フリーホイール使用)、キャパシタ非搭載(平滑用も積まない)という構成となりました。
使用しなくても良いや、というつもりで浪越ブーストは搭載しました(重量はこのレギュレーションでは関係ないですから)。
シンプルな作戦で大事なのはセッティングです。
セッティング≒ギヤ比 ですが、テスト走行が出来ないため、アタリをつけるのにエクセル上でのシミュレーションを作成しました。
シミュレーションの考え方を大雑把に言えば、コースのその場所での走行抵抗を計算してモーター出力とのバランス点を探るということです。ほぼ半月くらいかけて作りました。
コースの高低差とコーナー曲率をもとに走行抵抗を計算します。
コース走行パラメーターにはモーター駆動[ON/OFF]とブレーキ[ON/OFF]を指定します。
速度データーは初速をまず与えて、走行抵抗の計算は1区間前の速度を使用して計算しています。
(1区間を0.1mにしてしまいましたが、細かくしすぎました、再計算が重くてしょーがないです)
走行抵抗には色々な要素がありますが、以下の要素を計算しています。
- m*g*sin(θ):勾配抵抗[N]
- μ*m*g*cos(θ):転がり抵抗[N]
- 1/2*Cd*ρ。*V^2*s:空気抵抗[N]
- m*(⊿v)/⊿t:加速抵抗[N]
- コーナーリングロス[N]
- ブレーキ力[N]
これら走行抵抗と速度(≒モーター回転数)でモーターのバランスポイントを探して消費電力を計算します。
このシミュレーションにより分かったことは
- 最終コーナーの脱出速度によっては、Aコーナーと最初のヘアピン(左)のコーナーGが1.3Gを超える(!)
- ラップタイムを(安全に)上げるには、バックストレートの速度を上げるより他無い
- 260Wほどでバックストレートは爆走しあとはほぼ惰性走行
- コーナーリングロス率がわかんねぇなぁ
なお、この走行パターンの場合、モーター効率は常に90%を越えた所を使用することになります。
事前準備は、このシミュレーションが全てだったといっても過言ではありません。
2006/11/05
幸田結果
team Bizonは決勝7周目でパンクし、リタイヤ。記録は6周でした。
優勝はSHIMADAさんでした!おめでとうございます!
悔しいですし反省するところは有りますが、後悔はありません。
来年に向けて頑張ります。
詳しい報告はまた後日書きます、ひとまず結果報告。
2006/11/04
WEM幸田予選
2006/10/29
幸田向けホイール周り
作業いろいろ
ディスクホイール進展状況
カーボンリムがようやく完成し、来週の幸田のリヤホイールとして使う予定です。
リムの強度がようやく空気圧6キロに耐えられるようになったので、いよいよディスク型へと作業は進んでいます。
現在作業で作っているのはディスク面との接触面をあわせるためのマスター用リムを作っています。
ちょっと説明は難しいので詳細は省略!
ホイール組み立てのための作業
貧乏チームteamBIZONはホイールの組み立ては外注に頼むことはありえません!
画像はスポークのねじ切り作業中のものです。
この機械を使ってネジを切ります(正確に言うと転造です)。かなり根性が必要ですが、自宅でスポークのねじ切り作業が出来て組立てまで一日で作業が出来ます、最近はこんなスポーク寸法算出プログラムがあり便利です。
が、今回のような変則組みには対応してませんので使えません。(こーざい追記)
2006/10/22
EVS 22展示してきたよ!
パレード(ナンバーが無いため走行できず)には参加できず、
展示という形で参加してみました。
本当なら今年最後のイベントのはずでしたが、香西監督が
最終戦の幸田に出るとの事で、中休み?って感じでの参加になりました。
うちの展示場所の隣りには東海大・芦屋大も展示で参加しており
なかなか楽しい一日になりました。
一般客やら自動車業界?の人やら、結構うちのマシンに興味を
持っていただき色々な質問を受けることとなりました、持ち込んだ
MITSUBA DDと減速モータも実際回して見せたり
完成したカーボンリムやらIRCタイヤも一緒に展示し、一般客にも
分かりやすいようにと工夫は懲らしたつもりです
ただ場所が横浜なのか?外国人の見物客ももいっぱい来て頂いた
のですが、私は英語は理解不可能!なため、質問されても・・・・・
困りますね!
さあ、次は幸田の準備のため、今週末の土・日でマシンを仕上げなければ
いけません! メンバーみんなで合宿です。
EVS22に車両展示してきました
2006/10/18
EVS22に展示します
2006/10/16
リム耐圧試験
2006/10/15
ホイール完成??
スポーク構成はカンパニョーロのG3システム方式を参考にした変則組みです。
スポーク本数は16本。
振れ取りは元の精度が良いため、JP50と比べて格段に楽でした。
2006/10/09
NATS終了
~練習走行~
心配していた雨は止みましたが、大会通じての強風でテントが飛ばされそうになり、トランスポーターであるウィッシュにくくりつけたりと予定外の作業が増えました。走行は、目星を付けていたスプロケにて走行し、消費とラップを確認しました。
最高地点からの転がりは非常にスムーズで、1コーナーまで何もせずに転がって行きました。これは、車体の空力性能や基本性能ももちろんですが、リヤホイールに組み込んだチームファイアボールのハセヒロさんよりお借りしたフリーハブと、同チームのドライバーでもあるメインドライバーのガソリンエコラン走りが大きく貢献していると思われます。これに関しては感謝感謝です、おかげさまで作戦の対象を上り坂に絞ることが出来ました。 消費は良い感じだったのですが、予定ラップタイムより20秒も遅く、セッティング変更が必要で、減速比を最高速伸ばし方向に振り、トータルでのラップタイム向上を狙いました。
~バッテリ充電~
今大会の一番の課題で、初挑戦だった加温充電。大親分からやり方は教えてもらっていましたが、実戦は初めてで・・・神奈川から(お仕事中に・・・)電話での遠隔操作により、まーまー良い状態に仕上がったようです。しかしまぁ、充電後半の硫黄くさい臭いは、大人気ない臭いがプンプンしますね・・・良い子は真似しちゃーダメなようです。
~予選~
セッティングを変更しての走行は、なかなか決まっていたようで、消費、ラップタイム共に安定した走行を続けました。レース中にも神奈川の大親分への報告を30分ごとに行い(仕事中スイマセン・・・)、緊張感を共有し、レース後半の作戦を話し合ってました。結果、3位と上出来でしたがバッテリを余らせてしまったようです。。。ちょっと弱気だったかな?と反省・・・
~決勝~
前日の夜に合流した大親分の充電によりバッテリが良い状態に仕上がるはずなので、強気のセッティングで、予選からまだ最高速よりに減速比を変更しました! ところがなんと、フライングスタートにてペナルティの呼び出しがあり、ピットインにて10秒ストップ、再スタートと思ったら、コースイン時にまた止められ・・・結局20秒以上のタイムロスにより大きく順位を落としました。
でもそんなことよりもっと大変だったのは、ワットメーターが表示を更新しなくなり、電圧も消費電力も分からなくなってしまった事。こうなってしまっては、経験の無い新人監督では手も足も出なくなり、経験豊富な大親分の考えにより、ラップタイム指示にての超強気お手上げ走行に変更。レース中盤までに、何とか遅れを取り戻し、5位~6位を走行 上位陣のリタイヤやペースダウンにより、なんと3位まで順位を上げるまでに!消費が分からないままの走行では、もうイケイケで行くしかありません!
2位を狙うか?ともっと強気に走行を指示し、状況を見守る事にしました。結果、もう1周というところで坂を上りきらず、止まってしまいました。。。時間をおいて再スタートし、なんとか上りきりましたが、チェッカーはすでに振られており、前の周の周回がリザルトとなり、4位となりました。
~総評~
なかなか難しいけど、楽しいレースですね~、ブレインスポーツと呼んでいるのが納得。速度域もアベレージ26~27km/hと見ていても安心できるのと、パンクが無かったのが良かったですねぇ。
4位でしたが、技術賞を頂きました。どんな基準か不明ですが、賞を頂けるのはうれしいですね。
あと、豊田で搭載しましたパンク修理剤をNATSでも搭載しました。あのI上さんの魔力を跳ね返す素晴らしいパワーを発揮してくれました。今後も搭載決定です~
代理監督マイナートラブル2点
1. 決勝朝にコンビニで買った弁当に、お箸が付いて来なく、お昼ご飯抜きになったこと(思考クロックダウンにより、-0.3Wh)
2. ペナルティにて本部に呼ばれた際に、Gパンが釘にひっかかり、見事に破れてしまったこと(やる気ダウンにより、-0.2Wh)
次戦は幸田です。今度はメインドライバーがシンガポールへ社員旅行と、今回と同じく大親分が仕事のため日曜から合流とな。。。代理ドライバーを、ワイロ+先輩の権限により確保(拉致??)し、こーざいさんの監督にて出場します。振れの大きかったリヤホイールは、カーボンリムになるはず?積層構成考えようっと
2006/10/02
エコパに行って来ました。
2006/09/25
豊田で完走したよ!
やぁ!!みんな元気かい?(笑)
”祝” ようやく決勝レースでノントラブルにて初完走しました。
参戦したレースで全てパンク経験&色々なトラブルでトラブルなしの決勝レース完走は豊田が初めてでした、辛く長い1年でしたがようやく完走=結果(2位)という形で実を結ぶことが出来今年の私が監督としての最終戦WEM豊田を総合2位という結果で終わることが出来ました。
今年一年お手伝いしてくれたチームメンバー
香西君・小堀君・田村さん
チームファイアボール ハセヒロさん
チーム四十雀 メンバーの皆さん
本当にありがとうございました。
豊田準備の巻
豊田の準備は菅生終了後から始まっていました。
何故?そんなに早くから? それは菅生以降のスケジュールが詰まっていたからです、8月27日は広島エコラン、9月2日はWEM山梨と改造作業にあてられる休みは9月は10・17・18日の3日間のみ、ただしこの3日間でNATSの準備もしなくてはいけないということで、まずはモータの設定変更をすることに。
山梨のモータの設定は初めて開催のレースなので詳細は分からない、ということで豊田仕様に変更を優先とし2.5A-40.5km/h設定に巻き線変更しておきました。
電装関係は配線はなるべく短くということでバッテリーを後部に移動、これについては以前より思っていたフロントの荷重軽減も含まれています。
またメインスイッチ・ワットメーターのセンサー部も移動しコントローラースイッチ類とワットメーターの表示部のみをハンドル周りに設置する事が出来ました。
ソフト面では今回は携帯電話が禁止ということですので走行中にドライバーが自分で判断し走行しなければいけないということで、3通りのバッテリー放電試験をドライバーに記録を録ってもらい覚えてもらい、走行中の修正が出来るよう教育?をしておきました。
あとパンク対策にタイヤのトレッド内側のタイヤ接地面にラテックスチューブをゴム糊で貼っておきました、これは2種類のトレッド厚0.8㎜と1.1㎜の2種類のタイヤに策を施しておきました、予選は0.8㎜で挑み、万が一パンクしたら決勝は1.1㎜に換えるということでしたが、しかしこれが現実になるとは…。
決勝のタイヤは1.1mm(タイヤ厚さ)に0.6mm厚20mm幅ラテックステープ(パンク対策層)をタイヤ内側に貼り付けたものでした。
豊田予選の巻
1年ぶりの豊田参戦ですが、昨年よりバッテリー2個で1時間レースに変わっていて、1昨年参加し時のデータは使えず、参考にしたのはキムヒデレポートでした。
キムヒデレポートによると2.5A~2.7Aの放電が可能ということで実際に実験してみると2.5Aは絶対に行ける!充電次第では2.7Aか?1時間で66W/h という予想でした。
予選では約2.4A-62W走行優先で走行し様子を見る事に。ドライバーの話では30分経過時でバッテリーはあまり気味だったそうでしたが、30分でパンクしてしまい予選は終了しワットメータのデータは31.5Wになっていました。
充電も不完全での終了でしたので明日は完全充電でもっと強気で行くと決め、予選を終了しましたが、なんとパンクリタイアのため決勝はグループ3で朝9時半スタートということに…。
グループ3には東海大も???パンクのためリタイヤしたらしくグループ3になったらしいです。
これで明日の決勝はグループ3でのターゲットができ一人走行から免れた安心感でほっとしました。
決勝の巻
朝5時半に起床し6時には会場入りすぐに充電開始!
充電時間は3時間しかありません、3時間で仕上がるのか?
まあ何とかいつもと比べると97%?くらいの充電に仕上がりましたが実際に走ってみないと初期負荷電圧は分かりませんが、あとはドライバーに任せる事にしましょう!あんちょこもこのために作ったのですからね!
そうそう今回はお守りにパンク防止剤を持たせました、万が一パンクした時はうちのマシンはリムが車体の中なので自走は不可能です、そんな時パンク補修材を注入しピットまで帰ってこれるようにと田村さんの発案ですが使わずにすんだので良かったですが、今後は必ずお守りに搭載決定ですね!
さて、うちのスターティンググリッドは前から7番目、東海大はかなり後方からのスタートのようで実際にスタートはうちは上手く抜け出せたのですが東海大は前が詰まって遅れを取っていたようです。
オープニングラップは芦田さんのところに取られたものの順調に1分8秒~9秒代でラップしていますが、東海大はうちよりも早いラップですので何処かで抜かれるのは必至です。
早い時間で東海大にラップされたもののピットサインの指示は東海大について行け!でしたがボリューム全開でMAPを上げると消費電力が上がりすぎとの判断で、10分ほど東海大を追いかけるのを止め、ドライバーは巡航速度をセーブしたようです。
競技途中で東海大は追い越し禁止処分による黒旗によりピットインを余儀なくされ、30秒のロスタイムを負いその間に、うちがまたトップになりましたが、きっとまた東海大は追いかけてくるとハラハラドキドキしていましたが東海大のラップタイムが予想より上がらないのを確認し一安心! あとは順調にラップタイムをこなし1時間終了し49周走行。
昨日のアイシンAWの予選の記録は抜いたものの、このまま簡単に勝てるわけが無くグループ1の結果待ちということになりました。
グループ1はアイシンAWとスーパーエナジーの一騎打ちで白熱したレースで面白かったですね、うちはすでにレースを終えているのでなんか不思議な気持ちでレース見ることに…。
うちもグループ1ならここらのポジションを走行しているのかと想像したりで面白かったり???して…
最終的にアイシンAWが50周で優勝しスーパーエナジーはバッテリ切れでスローダウンし48周という結果でうちが今年最高の順位2位の座をゲットし豊田は終了しました。
終わってみればまたまたアイシンAWさんの次で2位って???
5年前の豊橋・筑波を思い出してしまいました。
5年経ってもまだ中村さんのところに勝てる力はまだ無いのかと自分の情けなさにちょっと反省しつつも、ようやくお立ち台に立てたことに素直に喜び、また来年の秋田を目指すこととします。
2006/09/24
豊田は見事表彰台!
WEM豊田終わりました。結果は見事、2位表彰台でした!!
房間さんは長年歯車が噛み合わず?苦労されていたようで、結果が実って良かったです。
車の出来も自身が持てたようで、来年の秋田が楽しみです。
予選はパンクに泣かされ、決勝の出走は朝一番のグループに・・・
予選のグループ分けも??な所があったのですが、決まったからにはやれるだけの事を、めーいっぱいやるしかありません!
決勝は、パンク予防お守りの効果もあり?今期初のノートラブルでの完走でした。
序盤は同じくパンクの不運で最初のグループでの走行になりました、
東海大さんとトップレベルの走りでゴボウ抜きを繰り返しました。
かなり速度差があり、危ないレースでしたが、同じスピードで3~4台並んで、狭い所へ突っ込んでいくよりは良いかなと。
後半、通信機器の使えなかった本レースでは、毎周回ごとに無事帰ってくるかどうか、胃をキリキリさせながら見守ってました。
かなり精神的に疲れるレースでしたが、結果が実って本当に良かったです。
次はNATSです。私はなぜか、成り行きと言いますか、監督に任命されました。
やるからには、良い勢いを止めないよう、がんばります!
2006/09/20
2006/09/18
豊田に向けて、やれることは・・・
まずは電気の配線の抵抗を少しでも減らすために、また、ワットメーターのセンサー部と重心を後ろにもって行きたかったのでバッテリーも後部に移動と、ちょっと改造を施しました。
ちょっとした改造ですが少ないエネルギーをいかに無駄なく使うか?を追求しました。
うちのチームは土曜日に豊田入りしますので、金曜日の練習走行なしで土曜日の予選でいきなり、走らせることとなりますがモータセッティングはちょっと早目か?
走ってみなければ分からない!です。
充電箱も作ってみました。
豊田は充電中の電気を使った加温はダメ!?らしいのでホッカイロはOK?
なのかは不明ですが、とりあえずホッカイロを中に仕込んで暖めようかと考えてみました。1度実験したところホッカイロ加温充電はちょっと温度が上がりすぎたので温度計もチェックし電池交換もしておきました。
豊田の仕様
車重 21.6kg(バッテリー搭載)
ウエイト 20,8kg(車重と同じ)
ドライバー 44kg
合計86,4kg レギュレーションの85kgより1,4kg重たくしてあります。
搭載している秘密兵器
パンク対策仕様〇〇〇
最後の踏ん張り用〇〇ブースト
3パターンの残電圧パターンで走行できるように、ドライバー用あんちょこ
これってぜんぜん秘密兵器でもないですね!? まあ出来るだけ完走できる仕様に仕上げただけですが、うちのチームは今年参戦したレースでパンクがあまりにも多すぎたので、特に今回はパンク対策に力を入れてあります。
NATS向け作業
モーターは逆転仕様となっております。
理由は…
自転車用のシングルフリーを使うため!
コーザイ秘蔵の今は無きサンツアーのXC-PRO(MTB用最上級グレード)のボスフリー用ハブ(36H)を二本飛ばしの12本ラジアル組みで組んでみました。
スポークは星の14番を短くしてネジ切りしたもの。
リムはZDPで売ってるJP50。
フリーはハセヒロさんよりお借りしたサンツアーのシングルフリー(ハセヒロスペシャル?)
スポーク本数が少ないのもあって振れ取りに非常に苦労しました。もう横ブレはほぼ諦めて縦ブレが±0.5mmに収まるレベルに妥協しました(継ぎ目を除く)。横ブレは±1.5mm位かなぁ…というところ。このリムじゃこれ以上無理っす!
2006/09/15
今後の予定
- WEM 豊田
- 参加
- 監督:フサマさん
- コーザイ不参加(MOTO GP観戦のため)
- 参加
- エコノパワー全国大会
- チーム ファイアボールのお手伝い
- WEM NATS
- 参加
- 監督:Tさん
- コーザイ不参加(海外出張の予定)
- WEM 幸田
未定参加- 監督:こーざい
- ドライバー:S-doさん
- ヨシアキ(小)さん不参加(社員旅行)
2006/09/11
作業いろいろ
豊田の準備
豊田のレースは昨年不出場のため、1時間のデータがまったく無くエネマネがどうなるのか?
ZDPの昨年の豊田のキムヒデレポートの取出し電流値を参考にホッカイロでの
加温充電・浪越コントローラー&イガウリ君(ホーロー抵抗)放電実験を3回やりそれなりの満足
できる結果を得ることができました。
NATSの準備
私は出ないのですが、どうしても?NATSに出たいという物好きな方がおりまして・・・・
そのNATSの某監督(秘密)のお手伝いでフリーハブとZDPスプロケットを取り付けるための
アダプターの製作をしました、フリーハブは転がりには熟知したハセヒロさんより
FB号のスペアー部品を拝借し、新規製作部品と結合させ完璧な?仕上がりになっております。
逆転仕様MITUBA減速モータとの組み合わせでNATSはどうなることやら???
2006/09/07
山梨ただただ反省のみ
今回は8月に一度コースを下見に行って、事前調査も完璧?!なはずでした。実際に走った感じも、コース路面に関しては、下りの折り返し以外は特に問題も無いコースです。山梨対策で考えていたのは、基本的には秋田と同じ考えで折り返しのキャパシタへの回生のみで、立ち上がり加速にキャパシタ分を上乗せする巻線を豊田仕様に変更し低速側にシフトしそれでも早い場合はバックヨークで調整しようというものでした。練習練習走行は問題だらけでした! 2回走行できましたが、2回とも下りの折り返しでまさかのパンク! 1回目はタイヤのサイドが切れてパンク、カウルと触れてのパンクか?2度目は段差に乗り上げた瞬間にパンクと、2回走行とも走り始めて1,2周目での出来事でしたので確認できたのは下りの速度が45~48km/h登りが36km/hの速度になるという事のみでしたので、さて予選作戦はどうしようかというと、まあとりあえずは、このセッティングのまま走ってみようということにしました。
予選
予選ですが走ってみると、バッテリーがどこまで持つのかが分からずじまいで途中でドライバーの携帯電話のバッテリーのほうが先にダウン!連絡が取れないまま(豊田の予行練習?)バッテリーがヘロヘロになりながらも2時間が終了予選4位という満足は出来ないが、それなりの結果で勝手に納得!走行パターンは登りストレートボリューム全開で、2%勾配登りきったらコントローラー電源OFF惰性でコーナーを回りストレート立ち上がりでボリューム全開加速42km/hまで加速したところでコントローラー電源OFF惰性で45~47km/hまで加速、下り折り返し手前でキャパシタに回生し減速20km/hでコーナーを回り(実際は30km/hでのコーナリングも可能でしたがパンクのリスクで速度を抑えました)加速はボリューム全開で加速35km/hまでひっぱり巡航するというものでした。明日の決勝の対策は????バックヨークで最高速を33km/hとしバッテリーを少しでも長く持たす!下りの対策はブレーカーをOFFにて惰性走行する!?(これが大失敗の原因)この対策で予選3位の長野工高を抜いて3位に・・・・(甘い)
決勝
さて問題の決勝です。グリッド4番目からトップチームに負けないスタートダッシュ!(予定通り)まあ、トップチームに付いていくことはせず、マイペースでの3分14秒前後で周回を重ね、途中ヘリコプターの離陸のため一時中断の時に折り返しコーナーで前を走っていた車が間違って停車したため?一緒に停車したためちょっとバッテリーの無駄遣いをしてしまいましたが、再スタート後も順調に走行。決勝の走行パターンはストレートボリューム全開で33km/h2%勾配を上りきってブレーカーOFF惰性でコーナリングし立ち上がりボリューム全開加速42km/hになったらブレーカーOFF、惰性走行の後折り返し手前でキャパシタに減速回生で20km/h折り返し立ち上がってまたボリューム全開で33km/hで巡航という走行パターンでした。問題発覚はレース終了20分前に起こりました!バッテリー電圧が・・・これでは2時間持たない! 昨日と何かが違う???延命措置に入るも、間に合わずあっという間にスローダウンしゴールライン手前で停止し残り10分ありましたので、そのまま待機しちょっとですがバッテリーの電圧復帰を待ってゴールラインを越して2%勾配を登りもう一周?出来ないかと思ったのですが再スタートしましたが登り途中でストップ! レース時間を5分残し終了してしまいました。反省今回の失敗はエネマネの一言に尽きます。今回の成績は予選走行距離63.351km 決勝走行距離54.425kmと走行距離で9kmのダウンです! 予選と決勝で何が違ったのか?終わってから気付いたのですが(遅い)下りでの回生方法を予選ではバッテリーに回生していたのか?
充電の失敗か? 今回使用したバッテリーは以前からそんなに回生には向かないと言われていたので、回生させるくらいなら惰性にエネルギーをシフトしてバッテリーを温存させようと考えたのですがこれが今回の最大の失敗か? はっきりした原因がよく分からないまま終わってしまいましたが、まあ終わってしまったことなのでタラレバは無いのでこの経験をもとに、また来年のWEMinJAAによーくエネマネを考えて再チャレンジします。
今回うちのドライバーは広島・山梨と2週連続ながらもよく頑張ってくれました(豊田も予行練習は余分)最後は脱水症状になり危うく・・・って感じでしたが何とか?元気になりほっとしました、本当にお疲れ様でした。
2006/09/05
WEM山梨
今回の監督は房間さん、ドライバーはヨシアキ(小)さんという体制でした。
事前に房間さんがコースを見に行った感想は「大した勾配じゃないよ」というものでしたが、走行抵抗が非常に少ないエコランカーとしては十分すぎるほどの下り勾配で、出力の大きくないモーターに対しても十分すぎるほどの上り勾配でした。
今回の車体の仕様はほぼ秋田そのままで、モーターの巻き線が少し遅くなっただけ、という仕様。
結論を言うと、外しまくりなセッティングでした。
ここら辺は房間さんから報告があるかな?
レースとしてはトップチームはZDP系以外は勢ぞろいという感じでレベルの高い戦いでした。
でも、秋田と同じバッテリーで、直線の折り返しだけのコース。これでも70km弱ほどの優勝記録ですから秋田ほどではありません、これは微妙すぎて厄介な勾配が効いているんでしょうね。
あとは防災ヘリが離陸するためにレースが一時中断するということがあったのも影響したでしょうか。
下りの区間で止まった場合はさほど問題ないでしょうが、登り途中で止まった車は再発進の電流はバカに出来ません。(ウチはそうでした)
レース運営は初開催とは思えないほど非常にテキパキとして分かりやすく、とても良かったです。
全体的にかもし出される”体育会系”の雰囲気も懐かしくて心地よかったし、
(”イベント屋”のレースとはちょっと違う感じ…といえば分かるかなぁ)
宿泊、食事などの環境もホントに最高でした。
ぜひ続けて開催していただきたいですね!良いレースになる要素が一杯です。
あ、ちなみに順位は
- トヨタ MONO-1
- アイシンAW
- 豊橋創造大
スーパーエナジーはフロントホイールのトラブルでリタイヤ。
なお、ウチは作戦ミス&エネマネミスでOpenクラス7位でした…。