2007/12/09
ぼちぼち活動中
リムを作ってみて、早速耐圧試験です。4kg/c㎡、5kg/c㎡とエア圧を上げていっても、ピキともパシとも言いません。最終的には5.8kg/c㎡まで入れてみて、壊れそうな音がしないのとタイヤの使用耐圧を超えているので耐圧試験終了。昨年の今ごろはあれだけ苦労したリム形状の変更がウソのように完璧です。
重さもリム単体で50g減。大体設計通りの重量になったのですが、もっと攻められるかな?と迷い中・・・ま、リム型は最終的にこの形に落ち着きそうです。
この土日は東工大Meisterエコノ班の学生さんが見学に来ました。レースの会場ではあまりゆっくり話が出来ないので、こうやってゆっくり話を聞く機会が出来るのは良いですね~。
2007/11/16
2007 幸田レポ(練習走行編)
前回:2007 幸田レポ(準備編)
なお、前回のレポでいきなり定電流(力)作戦を採用したような感じになっていますが、どちらも検討し、放電試験を行って取り出し電力で”すこし特”をすると踏んだから採用しました。特に幸田の総重量規則では重量面でのハンデはないですしね。
M1048Rを使う以上、フリーホイールの採用は必然ですので、回生のことは全く考えていません…。でも、減速することがあるかもしれないからドグクラッチを付ようかなぁ?とか考えて簡単な図面まで書きましたが、時間がないのと操作が忙しくなって大変そうなので没にしました。まあ去年が何とかブレーキなしで走れたし、今年は競技時間が延びてペースが落ちるのは分かっていましたから、要らないだろうと。
一方で、定電力を菅生で採用しなかったのは、作戦を検討する時間が全く無かったのと、重量面でハンデを抱えてしまったら、どうやっても太刀打ちできないのが明らかだからです。そんな”軽量”だけが取り柄の極シンプルな構成でもアイシンAWよりも総重量が重かったのはショックでしたが…。
と…脱線。
土曜日の練習走行をするかちょっと悩みましたが、作戦面で去年と大幅に違うので、走ることにしました。
モーター | MITSUBA M1048R |
コントローラー | MITSUBA M0124C |
キャパシター | 日本ケミコン DLCAP 2.5V-600F 11直 |
減速比 | 24:67(24V無負荷時45km/h) |
空気圧 | 5気圧 |
車体総重量 | 81kg |
一度目の走行では”慣れ”を優先して、とにかく走ってもらいました。
サーキットレースはコースに慣れないと話になりませんからね。
2年前に自分で練習走行を走った経験と、コース図から検討したベストラインはドライバーに伝えて、あとはお任せで走らせます。
いや…しかし…ちょっと遅い…。
でもまあシステムチェックと操作に慣れてもらうために、セッティングは変えずに走らせます。バックストレートでのスピードを上げるために、進角を進めてもらったり、走り方では色々試しました。
大体一周あたりの消費電力は2.2Wh、146Wh取り出せるとして66.3周。
ベストラップが1'49"826ということで、ずっとこのペースで走れば65~66周…。
でも、なぜか52秒台で走ることが多くてそれだとちょっと余る。
まあ、予想とほぼ同じなんだけども、みんな速い…そんなペースでバッテリー持つの??
練習走行のラップ表(PDF)
あと、意外と消費が少ないのか、シミュレーションよりもキャパシター電圧が高くなってしまい、キャパシター電圧がバッテリーと電圧が近くなってチャージ出来づらくなっている時間があるのが予想外。もうちょっとガンガン使って良いんだなぁ。
とそんなことをグルグル考えながら走らせていたら、走行時間終了間際にリヤタイヤがパンク!丁度良いので、これで走行終了としました。
ひとまず走行データを検討した結果
- もう少しラップタイムをあげたいのでギヤ比を変える
- Aコーナーの進入が41km/hになるようにバックストレートのモーターOFFタイミングを調整する(もっと回す)
2007/11/12
反省と来季に向けて
2007/11/08
幸田オンボードビデオ&フォト
土曜の練習走行の動画です。
このときはまだ走行台数が少ないのでマシですが、決勝はすごかったんだろうなぁ…。
2007年 WEM幸田 |
アルバムです。
今回はこーざいが監督だったので主にフサマさんとtamura(食人)さんが撮ってくれました。
2007/11/06
2007 幸田レポ(準備編)
結果は、先に報告したとおり、4位でちょっと(かなり)悔しい感じです。
今年は優勝狙いで車体の準備はまあまあ気合を入れてやってきたのですが、読めないバッテリー容量とエネルギーマネージメントで失敗しました。
シミュレーション:
去年作成したシミュレーションにキャパシター定電力放電のシミュレーション項目を追加し、各コーナーでの減速割合から「コーナーリングロス定数」を求めて(でっち上げて)、だいぶアテになる値が分かってきました。
予想周回数は、充電が出来そうなレギュレーションだったときは69周、出来なくなってからは66週と予想しました。
作戦は定電力放電+フリーホイール(回生無し)。
浪越の変換効率を測定し、なるべく効率がいい領域を使うようにしました。
浪越は降圧方向で使いますが、バッテリー電圧がキャパシタの(予定)最高電圧より低くなって、キャパシタへのチャージが出来なくなってきた時には、DC-DCコンバーターでバッテリーに対して3.3Vの上乗せをしてチャージできるように小細工をしてみました。
(結局バッテリーが余って使わなかったけど)
車体の準備:
Team Bizonはあまり車体自体はレースごとに変更してません。
が、どうもGilles07にとってブレーキは鬼門らしく、今年はブレーキ周りはかなり迷走しました。
シェイクダウン(栃木富士)
フロントドラムブレーキ:取り付け方向を間違えてぜんぜん効かない
↓
秋田
リヤ マグラHS-33+摺動用ステンリング:とりあえずノートラブル
↓
菅生
リヤ マグラHS-33+摺動用ステンリング:ステンリングが外れるトラブル
↓
大阪
リヤ マグラHS-33+摺動用ステンリング:ブレーキ殆ど使わないから良いでしょ
↓
NATS
リヤ マグラHS-33:ブレーキ殆ど使わないから良いでしょ
↓
幸田
リヤ シマノ XTR ディスクブレーキ+チタンローター:さすがにちゃんとしたブレーキがないと怖いから
という変移をたどり、幸田仕様のリヤ周りはこんな感じ。
キャリパーの台座は食人さんが職権乱用で作らせたステン板金製。SUGOなら却下だけど、幸田の全重量のレギュレーションなら良いでしょう。
これもノートラブルとは行きませんでした…それは後で。
操作系はこんな感じ。
決勝でのメーター系は、バッテリー~ワットメーター(Medusa Research PowerAnalyzerPRO)~浪越MPC520~キャパシタと接続、キャパシタ電圧はデイテルの電圧計をON-OFF SWを介して取り付けました。キャパシタ~モーターコントローラー間は練習時にはアストロのワットメーターをつけましたが決勝では何も無し。
ハンドル中央の一等地にはスピードメーターを追いやって浪越のボリューム(多回転ボリューム)を置きました。
キャパシタはDLCAP2.5V-600Fを11本(全直)。小さくて軽くなる前のモデルですが、幸田の全重量なら関係ないですね。
練習走行時は面白グッズでキャパシターの電圧を取ったりしてましたが、メーター系の別電源は認められてないので予選と決勝では未搭載でした。
2007/11/04
面白アイテム
使ってみた感じ、かなり完璧です。ロギングする子機と受け取る親機を用意して、子機は車体に。親機はパソコンに繋いでやります。特定小電力の電波でデータを飛ばすようなのですが、電波の届かなかった所のデータも、子機が記憶しており、一括送信してくれます。さすが工場向け製品の日本製、信頼性は完璧です。
電圧の入力レンジも切り替えが出来、シャント抵抗を入れれば電流も取れそう。子機を2機積んで、電圧と電流を組み合わせれば、電力にもなるし、パソコンで勝手に作られるcsvファイルとエクセルをリンクさせれば、積算も見れるなぁ。乾電池が必要なので、WEMの本戦にはほとんどの大会で使えないけど・・・
静岡営業所のNさんありがとう!、秋田までには多分買うから安くしてね。
2007/11/03
2007/10/23
BIONZ
2007/10/20
2007NATS レースレポ(決勝)
昨晩のミツバさんとの食事(居酒屋でワイワイ、これが一番楽しい~♪)で、運転手さんからもう5km/hアップして、もっと高負荷で使ったほうがあのモータは効率が良いよ。モータの切るタイミングで消費はコントロール出来るからと言われ、怖かったですが、超強気ギヤにしてみることにしました。
終始53周ペースの強気走行にしたのですが、中盤ぐらいからかな電圧がちょーーーっとやばくなってきて、スローペースに。最後はへばってしまい、52周目の坂をトロトロ登りきってタイムオーバー。結果51周で4位ととなりました。昨年の優勝記録を抜いているのに、表彰台にも立てないとは・・・なかなか厳しいなぁ。
2007/10/18
2007NATS レースレポ(練習~予選)
作戦は?ほっとんど昨年同様、パワフルモータでどっかーんと登って、自転車用フリーにてひたすら転がる、エンジンエコラン的な走行。バッテリからの取り出しを確認するため、一応間欠駆動の放電試験だけして、準備終了。
~練習走行~
何を間違えたか、エントリー申し込みを大阪と同じ時期にやってしまい、多分申し込み1番だったのか、ゼッケン1番に・・・同時に予選は充電時間のしっかり取れない午前の組に入ってしまいました。。。当日の受付は、ちょっとフライング気味にバッテリを受け取り、さっさと充電を総監督にお願いし、練習走行に入ります。
練習走行で、消費とギヤ比の確認をし、さぁ予選です。
~予選~
昨年より2km/h増しのギヤ比にし、基本的に昨年と同じ作戦で、菅生用モータを24V仕様、ハセヒロさんスペシャルフリーにて、坂のくだりから登りのかかるまで90%近くを転がりのみで走行です。最初、52周ペースで順調に走ってましたが、痛恨のパンク・・・ パンク修理に25分ぐらいロスしました。 ざっくり10周ぐらいロスしましたが、昨年の記録から40周を超えれば午後の組に入れるはずだったので、 52周狙っての周回を続ければ、挽回できるはずと信じて再出発。結果、無事に41周走りきり、何とか決勝は午後の部に入りました。
2007/10/16
2007/10/15
WEM in NATS 写真&ビデオ
2007年 WEM in NATS 1日目 |
2007年 WEM in NATS 2日目 |
ちなみに、Picasa Webアルバムは、キーボードのカーソル左右(←→)で次(前)の写真に移動できます。
GoogleのAjaxプログラミングは素晴らしいです!
今回のスタートは良かったね!
2007/10/14
WEMGP 第7戦NATS は4位
古河バッテリ賞を頂戴しました。
(中身はビールっぽいので、飲んべぇ姉さんにプレゼント)
作戦が各チームごとに違って、楽しいけど難しいレースですね。
でも”オリジナリティ”満載のレースでなかなか勉強になりました。
ちなみにTeamBIZONの作戦は下り後の転がり番長でした。
しかしまぁ、トップ4台もが昨年の優勝記録を抜くとは・・・
技術の進歩は素晴らしい!!
詳細はまた後日。
投稿 tamura(食人)←誰や、ZDPwebマスターSさんに教えたの。。。
http://www.zdp.co.jp/2007/2007autumn1.html
2007/10/08
優勝祝賀会
(3つも一人で食べたわけじゃありません・・・)
スーパーエナジーさんが菅生でやられていた、サーキットエレベーション模型を真似てみました。コースの勾配がイメージ出来て良いです。
2007/10/03
大阪レースレポ(予選~決勝)
~予選~
日曜は朝からあいにくの雨。予選の準備中などはかなり本格的に降ってきて、”やめよ~よ”といった空気がピット全体に漂っていたような。。。
予選が始まる頃には小雨になってきてなんとか走れる状況になったので、バックヨーク太細両方巻きの遅め仕様で決勝を模擬した走行にしました(晴れれば、SBRさんの所のように、予選スーパーラップも考えてたのですが・・・)。予選の走行をしてみると、路面がウェットだとかなり消費が大きく、全開走行では決勝を走りきる事が出来なさそうです・・・バックヨークでの速度調整ネタも使い切ったので、ボリュームを絞って走行するしか無さそうな事がわかりました。予選は最初の方に全開走行したタイムがそこそこ良く、3番手になりました。
この間ずっと本家カントクはステップワゴンの荷台で充電を行って頂いており、バッテリからピーピーと気化する音といい匂いがしてました。この攻め攻め充電が最後には吉と出ましたね。
~決勝~
決勝開始前には午前中あれだけ降っていた雨も止んできて、このまま降らんといて!と祈るような気持ちでスタートを待ちます。
スタート後、東海大さんをラビットにし、ボリュームを絞って走行していたのですが、バッテリの調子がかなり良くこのままでは余るかな?と言った雰囲気で走行。開始15分ぐらいに路面がちょっと乾いてきて、全開走行可能になり、ここで前に居たチームを全部パスしトップに立ちました(はず?)35~40分経過ぐらいでちょっと消費が多いかなと思われたので、またボリュームを絞って走行。とちょこちょこペースを変えながらの走行でした。
50分経過ぐらいで東海大さんと半周差(300mぐらい)をつけてたのが、残り5分ぐらいでみるみるうちに20mぐらいの差になってきました。このままでは抜かれそうだったので、これまで絞ってたボリュームを再度全開+進角5まで使い引き離しにかかります。さぁこれから!と2周ぐらい同じペースで走行した後、なんと東海大さんがみるみる失速!その後は完全に単独で1位になりゴールしました。
レース後、レギュレーションで全重量85kgと決められている調整用ウエイトを、雨のレースだから水が付いて重くなるだろうと予想し、少なめにしたのでハラハラしながら結果を待ってました。無事に勝利が決まった時はうれしかったですね。残電圧を見る限り、バッテリはまだ余裕があり、本家カントク曰くあと3周ぐらい行けそうかな?とのこと。
掲示された結果を見に行ったら、ん?手元で数えていた周回数より足りない・・・2周も・・・まぁ勝ったからいいけど・・・東海大さんと3周も差をつけた覚えも無いし・・・。前回の山梨の予選でもトップのアイシンAWさんが2周回少なく掲示されており、我々と同じ周回数になってました。ここらへんは手動計測の頼りなさを感じましたね。
大阪レースレポ(作戦~練習走行)
大阪でWEMが開催されると決まりましたが、
本家カントクからは「遠いよ~」とのお言葉・・・
でも地元なので出たい!と半ば強引に出場を決めました。
出るからには勝ちを狙わないとです。開催場所は埋立地なので、フラットなコースだろうと予想。フラットな巡航コースだと豊田や豊橋のイメージが大きいですね。どちらも2位といい結果を残せているDDモータを使う事にし、車体性能(主に空力)は良いはずなので、ごまかしの効かないコースは強いのでは?との予想でした。
バッテリの仕様が発表され、カントクがマメな充放電試験を何度も実施。いい感じの充電方法と、放電カーブが見つかり、これが後に一番大きな他チームとの差になったと思ってます。
山梨が終了した時点で、TeamBIZONはポイントランキング2位につけておりました。1位はもう決まってしまいましたので、2位を守り抜くべく”攻め”のレースを展開しようと決めました。
~練習走行~
土曜日に練習走行を行ったのですが、”走れる”と通知があったのがレース開催1週間前!正式エントリー通知が郵送で来てからでした・・・日曜日のみの開催で、練習走行と予選を兼ねるって書いてあったやん、もうみんな移動の予定決まってるわ。。。遠くから来る人のことをもうちょっと考えてほしいもんですね。ま、愚痴ってても仕方ないので、大阪の後輩(オキシライドスピードチャレンジギネス記録ホルダー)にテストドライバをお願いしました。 手伝いをしてくれた泰子さんと野村君も感謝!
練習走行はソーラーカーと混走でした。速度差もあり(WEMの方が速い)体格のあれだけ違う車と一緒に走行させるのはかなり危なかったですね。もう同じ状況では送り出したくないです。
このときバックヨークを2種類準備し、細いの太いの両方データ収集できました。 この事前のデータ収集が、他チームとの差になったはずと思ってます。 土曜の夜に、カントク、こーざいさんと合流してお好み焼きを食べながら作戦会議。ドライバは空からの移動でした。
ドライバには、ポイントランキング重視で、「2位以上死守。4位以下はリタイヤと同じ」と意気込み(プレッシャー?)を伝えました。
2007/10/01
山梨作戦レポ2
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と、その前にレース結果を報告してないですね。
6位でした。
去年よりはマシ(12位)ですが、ちょっと不満ですねぇー。
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さて、作戦はこんな感じですが、走ってどうでしょう?
肝はラップタイムと消費電力。
キャパシターの電圧はそれほど収支が間違っていなければ、勝手にバランスします。
キャパシター電圧がバランスするということは、ラップタイムもバランスするということです。
でも、ドライバーが”うまく走れば”消費が減ってバランスするキャパシター電圧が上がり、ペースを上げられます。つまり、走り方がよくなると消費が減ってラップタイムも上がるという二重に美味しい状態となります。
そういう点ではドライバー次第ということになりますね。
あと、折り返し前では成り行き回生をしても絶対に曲がれない速度に成るのは明らかなので、昇圧回生をして減速することになります。ここはアイシンAWなどと同じ作戦。東海大学は昇圧回生機能がないとのことで、キャパシターの直並を切り替えて減速していたようです。
走り出してキャパシター電圧が安定した時のラップタイムは5分5秒位となりました。
ちょっと遅いですね。
折り返しのラインとか、高い方の折り返しの走り方などをいろいろ試してもらい、ちょっとはラップタイムが上がったかな?
ギヤ比を変えてみたりもするけど、バランスするキャパシター電圧が変わるだけでラップタイムにはそれほど変化はなし。これはシミュレーションどおり。(今回使用したモーターが全パラ巻をしたため、モーター効率が幅広く高いためです。効率のいいポイントが狭い場合はギヤ比のセッティングは重要です)
配線に手をくわえないでラップタイムを上げるとなると、下りで回生モードに入らないように進角を進めて行く…くらいしかない。
それをやってもらうと、ちょっとラップタイムが上がりました。
今考えると、モーターと電源を切り離すスイッチを設けて、惰性で走れば良かったのですね。なんで思いつかなかったんだろう…。やっぱりヤラレていたんだなぁ…。
ちなみに、今回の上位陣は惰性を使用しているチームが殆どだったようです。
確かに、折り返し前で一気に減速しようが、だらだら回生をして下ろうが、そのエネルギーは位置エネルギーに因るものだから、折り返しの速度が一緒なら回収するエネルギーは同量ですね。
(もちろん、空気抵抗によって減ってしまうエネルギーは増えますが)
定電流放電+惰性+一気の減速
が、ひとつの解に近かったんでしょうね。
(もうひとつの解は亀吉さんの作戦なんでしょうが、面倒&難しすぎて説明できません(笑))
なわけで、ちょっと作戦を外した今回の山梨でした。
さて、来年はどうしましょうかねぇ。
2007/09/30
WEMGP 第6戦 大阪は優勝!
私の地元大阪なので、”出たい”と押し切り出場を決定。
来てよかったです~♪
ごまかしの効かないコースで、東海大さんに真っ向勝負で勝てたのが、
車体性能の良さを証明できたので、一番うれしいですね。詳細は後日。
http://www.zdp.co.jp/2007/2007autumn1.html
↑キムヒデ先生と、房間さんの間にウチのおかんが写ってるっぽい・・・
今回の1位と2位。同じレギュレーションとは思えないぐらいスリムです~
新人監督が本家カントクより先に優勝してしまいました
(房間さんスイマセン) このモヤモヤは、秋田優勝で晴らしてください。
こーざい追記:
2007年 Eco Car Festa 泉大津 |
フォトアルバムです。ちなみに今回はビデオは無し!(忘れてた!!)
2007/09/26
2007/09/08
山梨作戦レポ1
ちょっとどうしようかと思いましたが、カントクが「定電流でいこう!」と言って来ましたので、定電流放電での作戦を検討していきました。
キャパシターは13.5V 100Fを4本ミツバさんより借りることが出来ましたのでそれを使うことにします。
手持ちの2.5V 600Fよりも軽くなるのがメリットです。内部抵抗も低い?らしい。
作戦を考えるにあたって定電流方式の作戦をとると何がどうなるかよく分からないので、シミュレーションしてよさげなパターンを手当たり次第探すことに。
浪越の使い方を昇圧方向で考えていたのですが、キャパシター電圧が下がってバッテリー電圧と同じになったときに、浪越コントローラー内のダイオードの都合上バッテリーからも取り出すことになってしまう。
これはまあ、別に悪くはないと思うのですが、定電流(力)放電で、バッテリーのエネルギーマネージメントが非常にやりやすいというメリットがなくなってしまう。
(アイシンAWさんはこれを承知で意図的にやったのかな?)
というわけで、12Vからの昇圧でチャージしてキャパシターを24V近辺で使うようにしようかな…と。とすればキャパシター電圧がバッテリー電圧まで下がることはありません。
(浪越の効率が良い使い方の実験はしてないので、この使い方が効率が良いか悪いかはよく分かりません、反省ポイントその1です)
幸いなことにコースは単純なのでシミュレーションのいじるパラメーターは少なめなので助かります。
と…思ってましたが…予想外にラップタイムと回生量とキャパシター電圧(上限と下限)と折り返しスピードのいいバランスポイントが見つからない…。
ギヤ比の設定も殆どラップタイムには影響せず、キャパシター電圧がバランスする電圧が変わる位。
うーーん、単純な定電流にはスマートな”解”はないのかなぁ?という予感を感じつつ、いや!どこかにいいバランスがあるはずだ!!
と色々シミュレーションのパラメーターを変えるが…ダメだぁー。
もう煮詰まって焦げ付いた!!と気づいたのは出発日。
折り返し減速のために昇圧回生をしたらキャパシター電圧の上限を超えがちになりそうなのは見て見ないふりにしていたが絶対まずいよなぁ…
しょうがないから2.5V600Fでも直列に繋いで…とか山梨に向かう車の中で物凄い眠気と戦いながら考えてました。
(これはミツバ斉藤さんに指摘されるまでダメだということに気づきませんでした、焦げ付いてましたねぇ…)
会場について、むむむーーー、とか思いながら2.5V600Fを2直追加しようとしていると、それをミツバ斉藤さんに発見され、
斉藤さん:「よーく考えろよ、内部抵抗の違うのを直列に繋いだら、それぞれの電圧はどうなる?」
私:「ああああーーーー!」
ということでボツ!
「じゃあこれ使いなよ」と、なんと13.5V100Fをあと2本貸していただけました!
これで耐圧が40.5Vとなり安心です。
3直2並の40.5V66.67Fとなりました(かなりデカめ)。
3直だけでよかったんでは?と今考えるとそんな気もする(検討しなおす余裕がなかった)。
…とまぁ、トラブルはなかったものの、なかなかイッパイイッパイのレースでした。
つづく
2007/09/07
2007/09/05
それともこちらの動画?
えー、あんまり長いのも何なんで2周に編集しました。
走り始めて最初の2周なので、回生が間に合わなくて機械ブレーキかけたり、あんまりライン取りがよくなかったりしますけど。
見所は走行前に前を通り過ぎる亀吉さんが乗った車かな(笑)
フォトアルバムはこちら。
あー、あとレースレポはもう少しお待ちください、カントク、こーざいともに執筆中でございます。
2007/09/03
2007/09/01
2007/08/29
SUGOレポはもう少しお待ちください
もうしわけありませんが、しばらくお待ちください。
…SUGOの前は、仕事が極限まで忙しく、こうやって作戦を検討する時間もなかったんです…それに比べれば幾分かマシな状態です。
2007/08/21
SUGOオンボードビデオ
練習走行2回目のオンボードビデオです。
前日に行われた練習走行1回目でブレーキがトラブり、ギヤ比のセッティングが煮詰め切れていないため、超速いです(笑)
予選1位を狙ったわけじゃないんですよ、何でか2年連続ですが(笑)
なお、ビデオATC-2Kというのを使いました。
2007/08/20
SUGO報告
結果は、4位でした。
途中まで2位を走行していたのですが、バッテリーが持ちませんでした…。
なお、今回は「キャパシター積まないという作戦」に出ましたが、もう少し上位にいけると思っていたんだけどなぁーーー。でも何とかキャパシター無し記録は更新できました。
ちょっと色々と反省するところがありますが…。
SUGOに出たいんだけど、キャパシターがないと出れないのかなぁ??と思われている方の参考になるようなレポを書きたいと思いますので、少々お待ちを。
それまではフォトアルバムをみておいてくださいませ。
Team Bizon定番のオンボードビデオも編集中です!
最後になりましたが、大会関係者の方、お手伝いしてくださった方、参加された皆さんお疲れ様でした!ありがとうございました!!