えー、大阪の優勝のレポの前に山梨の反省です(笑)
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と、その前にレース結果を報告してないですね。
6位でした。
去年よりはマシ(12位)ですが、ちょっと不満ですねぇー。
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さて、作戦はこんな感じですが、走ってどうでしょう?
肝はラップタイムと消費電力。
キャパシターの電圧はそれほど収支が間違っていなければ、勝手にバランスします。
キャパシター電圧がバランスするということは、ラップタイムもバランスするということです。
でも、ドライバーが”うまく走れば”消費が減ってバランスするキャパシター電圧が上がり、ペースを上げられます。つまり、走り方がよくなると消費が減ってラップタイムも上がるという二重に美味しい状態となります。
そういう点ではドライバー次第ということになりますね。
あと、折り返し前では成り行き回生をしても絶対に曲がれない速度に成るのは明らかなので、昇圧回生をして減速することになります。ここはアイシンAWなどと同じ作戦。東海大学は昇圧回生機能がないとのことで、キャパシターの直並を切り替えて減速していたようです。
走り出してキャパシター電圧が安定した時のラップタイムは5分5秒位となりました。
ちょっと遅いですね。
折り返しのラインとか、高い方の折り返しの走り方などをいろいろ試してもらい、ちょっとはラップタイムが上がったかな?
ギヤ比を変えてみたりもするけど、バランスするキャパシター電圧が変わるだけでラップタイムにはそれほど変化はなし。これはシミュレーションどおり。(今回使用したモーターが全パラ巻をしたため、モーター効率が幅広く高いためです。効率のいいポイントが狭い場合はギヤ比のセッティングは重要です)
配線に手をくわえないでラップタイムを上げるとなると、下りで回生モードに入らないように進角を進めて行く…くらいしかない。
それをやってもらうと、ちょっとラップタイムが上がりました。
今考えると、モーターと電源を切り離すスイッチを設けて、惰性で走れば良かったのですね。なんで思いつかなかったんだろう…。やっぱりヤラレていたんだなぁ…。
ちなみに、今回の上位陣は惰性を使用しているチームが殆どだったようです。
確かに、折り返し前で一気に減速しようが、だらだら回生をして下ろうが、そのエネルギーは位置エネルギーに因るものだから、折り返しの速度が一緒なら回収するエネルギーは同量ですね。
(もちろん、空気抵抗によって減ってしまうエネルギーは増えますが)
定電流放電+惰性+一気の減速
が、ひとつの解に近かったんでしょうね。
(もうひとつの解は亀吉さんの作戦なんでしょうが、面倒&難しすぎて説明できません(笑))
なわけで、ちょっと作戦を外した今回の山梨でした。
さて、来年はどうしましょうかねぇ。
2007/10/01
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