行って来ました6回目のWEM秋田大潟大会へ!
結果は御存知の通り予選3位 決勝パンクリタイヤでした・・・・・・残念! 反省を兼ねて秋田を検証してみました。
検証(1)車体性能 空力について
CADも無く、経験による感ピューターの記録を元に設計し(図面はなし)製作した車体ですが基本はとんがりの先端形状、最大幅(巾・高さ)の位置を出来るだけ後方にずらす(今までの車体はタイヤ前輪の最大切れ角)というコンセプトの元に考えました。
実際製作したのはロアフレーム・アッパーともに14インチタイヤを雄型に直接取付けて切れ角による型の干渉をチェックし作製しました。
初めて走らせたのは4月22日の秋田テスト走行でしたが、何のトラブルも無く走ってくれたので一安心しました、空力も格段の向上とは言えませんが秋田の跳ねやすいコースと考えればまずまずでしょう!
もちろん昨年と比較すると車体性能は確実にアップしています。
14インチIRCあっての今回の車体製作でしたので協力を頂いたチーム・スーパーエナジーの方々にはこの場を借りて改めて御礼申し上げます。
検証(2)モータ ミツバDDについて
初参加の年は特電で、翌年からミツバDDを5年間使い続けておりますが、何故ミツバDD?特電アモルファス使ったら?と言う方もおられますが、使っている理由は単にミツバさんのチームの方々の人間性が好きだからです! 理由はマジにそれだけなんです。
今回のミツバDDは折り返しの急加速狙いということで、新型DDの14インチ用巻線仕様で注文したものです、しかし出来上がったモータを秋田で試験したところ、かなり早すぎ?!仕様で困ってしまいました
本番ではバックヨーク8mm巾を作成しスピード遅めのセッティングで望みましたがまだ早い?かも・・・
秋田の往路は最高速44キロ2.5A 復路40キロ2.5Aボリューム絞りぎみ走行で出した結果が80キロという走行距離なのでとりあえずは満足しつつもモータのセッティングはもう少し詰めていきたいと考えております。
検証(3)エネマネ 走行パターン
今回のうちのチームの走行パターンですが、フルコース(折り返し以外は)にての電流値2.5A一定走行です(惰走なし)
往路復路とも速度一定で行くかも考えましたが復路の向かい風が思ったより強くボリューム全開だと3.5A以上にまで上がりますので行きも帰りもスピードは無視し電流値一定にしました。
今回は4月22日の試験走行・練習素行・予選・決勝翌日の2時間試験走行と回数を走った分、大潟の風が判ったような気がしますので来年の参考になったと思います。
今回の作戦は折り返しでキャパシタ2.5V 600Fを5本直列つなぎ=12.5V120Fによる回生減速と限界のコーナリングスピード(出口スピードが速い)加速でのキャパシタ上乗せによる急加速(短時間にての加速)により最低速度を上げてコース全体で考えたときの平均スピードを上げる作戦でした、キャパの上乗せ加速は効果抜群でしたね! コーナー脱出速度25km/hから10秒間キャパ上乗せ分(9V~7V使用)で40~43km/hまで使い切るようにボリュームコントロールし巡航スピードに合わせました。
予定では平均ラップタイムを8分40秒に設定していたのですが、実際は8分50秒台がやっとで平均スピードも40km/hを維持するのがやっとでした。
結果は決勝をパンクでリタイヤでしたが予選で出した走行距離81,303.50mがチーム員にはせめてもの救いでした、4ヶ月にも及ぶ製作に毎週週末泊り込みでお手伝いしてくれたチーム員に感謝し、また来年の秋田?まで新車の本当の性能は分からずじまいですが改良の余地はまだまだあるので更なる飛躍を期待し秋田レポートとします。
最後に新車製作にご協力頂いた方々に改めて感謝の意を表します、本当にありがとうございました。
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