2008/10/07

2008NATS予選

NATS初日は良い天気。WEM-GP最終戦ですので、悔いの残らないように全力投球で行きます。
07君の作戦は、ヘアピンコーナー後の平らな直線でしっかり加速して速度をのせ、勢いで坂を登りきります。
昨年は坂道の手前から加速し、坂の頂上まで駆動していましたが、バッテリーへの負荷が大きいことが昨年レース後の放電試験で分かりましたので、平地でしっかり速度をのせることにしました。
平地での速度アップを狙って、昨年よりさらに高速な秋田用のDD(無負荷速度:47km/hかな?)を投入しました。
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練習走行では加速のパターンをドライバお任せで試してもらい、良い感じの加速を見つけてもらいました。
私はラップタイムと消費電力をモニタしていただけで、走行序盤からかなり狙い通りの消費で戻ってきてくれたので、安心して見ていられました。
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さて予選です。昨年はどうも1番に申し込んだらしく、午前の組のトップになってしましましたが、今年はなるべく申し込みを遅らせたので、午後の組。しかも06君が3番、07君が4番グリッドと良い位置を獲得しました。それにしても仮エントリー最終日に申し込んだのに、後ろに10台以上居るとは・・・皆いつ申し込んでるん??


超真面目な充電中?


予選は練習走行で見つけてもらったパターンを繰り返してもらって、とりあえずバッテリーの様子を見ることにしました。

ど~~も山梨からバッテリーの調子が悪いのか、予定通りの電力が取り出せずにいますので、午前組の周回数を確認し、トップのミツバさんのペースを参考に走ってもらいました。

結果はあと5m足らずで52周出来ずでしたが、見事予選トップになりました。失敗したのは、最後の周で携帯電話の電池が切れてしまい、残り時間の指示が出来なかった事です・・・ま、チェッカーを受けてからしっかりもう1周して帰ってきたので、決勝は53周が狙えそうなことが分かりました。

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NATSでは計測機器の別電源が認められていますので、電圧ロガー2個(1個はシャント抵抗を入れて電流測定)とGPSロガーを搭載し、電圧・電流(掛け算して電力に変換)・速度をロギング出来ようにしました。

で、ロガーデータの1周分を取り出したのが下のグラフ。坂の手前でしっかり速度をのせているのが分かりますね。だ~いたい、150W 平均で30秒程度駆動し、残りの110秒程度は全コア抜きを行い、惰走しています。

序盤のバッテリーが元気な時だけでもこれぐらいのペースで周回出来れば、40後半~50周は狙えるはず?記録向上を目指すチームに少しでも参考になればと思います。

予選後半 1周分のロガーデータ

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