プリプレグでジョックルを一体で作る方法です。この成型方法をすれば、2度焼きをすることなく、ジョックルが形成出来ます。個人や学校でプリプレグを成型するのに一番大変な作業は”キュア”だと思います。温度管理をやりながら、真空にも気を使い何時間も・・・あんまり何度もやりたくないですよね。今回Gilles07には、この工法を使った部位が下図のように複数あります。是非部品製作の参考にしてみてください。
下図は、ロールバー積層後の写真です。(右側が車体前方)ロールバーの前後に白いフィルムが見えますが、これがジョックル一体成型のミソです。リリースフィルム(テドラーやTPXフィルムなど)を積層間にわざと挟み込み、キュアを行ったあとでもくっつかないようにしています。これで、ぴったりの厚みのジョックルが形成出来ます。
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